キャットフードがない時は何を与えればいい?家にあるものでできる超簡単代用フードを紹介します

キャットフードを買い忘れた!今日食べさせるものがない!こんな時は家にあるものでできる超簡単代用フードで乗り切って、すぐにキャットフードを買いに行ってあげてくださいね!
そうした問題をクリアするために最近では定期購入など便利な通販が出てきましたが、まだまだ都度買いに行かれる方は多いのでしょう。
ここではその時にしのぐだけの簡単レシピを紹介したいと思います。
その場をしのぐということを目的にしていますので、「自宅にあるもので代用する」ということで考えてみました。
料理をしない人でも大丈夫な、とても簡単なものを紹介したいと思います。
また、これから紹介するものはあくまでその場しのぎであり、栄養も足りていませんので継続して与えるものではありません。塩など調味料での味付けもしないでください。
一番てっとり早いものは炊いたご飯をよく冷ましたものに鰹節を混ぜてあげます。
お米はほとんどの家庭にあると思いますし、アレルギーになりにくい食材です。鰹節も塩分は0.3%程度ということですので、その場しのぎであれば使いやすいと思います。
鰹節はリンが多めに含まれていると言われますが100gあたり790mg、キャットフードもだいたい1%未満(1,000mg未満)なので、キャットフードよりもリン含有量は低いですよ。
ささみはタンパク質が豊富で筋トレをしている方にも人気ですね。猫にもささみは消化も良くばっちり。
ただし、火を通してから与えてください。
まぐろを電子レンジなどで2分程度様子を見ながら加熱すればできあがり。少量オリーブオイルをかけて電子レンジをしてもいいでしょう。
簡単手作りツナのできあがりです。
ネギなど猫が食べてはいけない食材を入れてはいけませんが、例えばじゃがいも、人参、かぼちゃ、ブロッコリーなどを茹でて柔らかくし、上に紹介したものと混ぜてもいいと思います。
猫の手作りご飯では必ずと言っていいほどお味噌汁が出てきます。中でも使うなら減塩でと書かれているところもありますね。お味噌汁の場合は塩分がありますから、与える量がポイントになります。
例えばですが、20%オフの減塩味噌汁で食塩相当量が1杯分で1.5g程度です。キャットフードのナトリウムが0.6%だったとすると、食塩相当量は600(mg)×2.54÷1000=1.52(g)となります。
猫は猫舌だからと熱いものだけが苦手に思われていますが、基本的には冷たいものも苦手。適度な温度にすることを心がけてください。
また、大きすぎる形、堅すぎるものはNG。猫が食べやすい大きさで、堅くないものを与えてください。
本当は多少堅さがあってもいいのですが、その時しか与えない代用フードですので、なにかが起こる可能性を少しでも消すことを心がけてください。
人間でゃ気にならないものでも猫は普段食べていないものに注意できない場合があります。特に骨などを含まないように注意してください。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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