メラミンとは?ペットフード大量リコール事件の原因となったメラミンを解説

本日のテーマ

  • メラミンがペットフード大量リコール事件の原因となったという話はよく聞きますが、実際にはどんなものなのか、そしてなぜ使われたのかを勉強してみましょう!

     

1.

メラミンとは


  • 有機化合物(炭素と窒素の化合物)で無味無臭の結晶です。主にプラスチック製品の原料として使われます。メラミン自体は急性毒性は低いのですが、シアヌル酸と混ざるとメラニンシアヌレートになり、腎不全などを引き起こす原因となります。

    粉ミルク、ペットフード共に混入した時は乳幼児、ペットに尿路結石、急性腎不全を起こしました。

    このどちらも中国が起因となっている事件ですが、牛乳などに入れられると、その牛乳自体は日本に入ってこなくても、その牛乳を使った製品が入ってきたことがありました。こうして中国国外にも影響が広がっています。

2.

メラミンの活用法はメラミン食器が一般的


  • メラミン製品で最も一般的に目にするものはプラスチックのお皿(メラミン食器)だと思います。メラミンとホルムアルデヒドを反応させるとメラミン樹脂となり、プラスチックのお皿の原料になります。100円均一で売っているお皿や学校給食の食器などでメラミンが使われています。

    他にはメラミンスポンジやメラミン化粧板なんかもありますね。

  • うちでも使っていますし、ほとんどの家庭で使われているんじゃないでしょうか。
  • メラミン樹脂が使われているお皿は有害ではないのかということですが、メラミンはほぼ全量が反応するので製品中に残存せず、メラミンを使用した食器から溶出する可能性は極めて微量ということです。

    「極めて微量」という言葉が気になる方もいると思います。実はメラミン食器の安全性については今まで幾度となく検証、確認、再確認が行われています。

    日本だけでなくヨーロッパ、アメリカでも規制され、メラミンよりもホルムアルデヒドの溶出についての安全性についての方が多く取りだたされています。

    現在は人間の体に影響がある量の溶出はないとされています。

3.

なぜメラミンを混入するのか


  • タンパク質の量の測定には窒素が使われるため、窒素が多く含まれているメラミンを混入すると、タンパク質が多く含まれているようなデータが検出されます。つまりタンパク質量の偽装のためです。

    ただメラミンの結晶を混入するだけなので、量も増すことができる上に、タンパク質も増えてまるで高品質なもののように見えるというわけです。

    ペットフード以外にも粉ミルクや牛乳に混入されています。

  • それだけのためにプラスチックの原料になるようなものを入れるというのが信じられません…今はこの対策はされているのですか?
  • ペットフードに対しては、平成20年から全ての中国産ペットフードのメラミン混入がないことを確認していましたが、平成27年からペットフード中のメラミンの基準値が設定され、ペットフード1g中2.5μg以下であればいいということになりました。
  • なんだか納得のいかない変更ですね…

まとめ


  • メラミンを混入するとタンパク質を多くみせられる
  • 中国を起因とするメラミン事故はペットフード以外でも起っている
  • メラミン食器による汚染はないといえる
  • 現在ペットフードにはメラミンは1g中2.5μg以下であればかまわないということになっています。納得がいかないユーザーも多いと思いますが、メラミンが入っていないキャットフードを選びように自衛していきましょう!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ツイッターをフォロー
   
ソーシャルアカウントから
キャットフードの情報を
ゲットしよう!
人気の記事
相談室メンバー
運営方針を再考し、キャットフード紹介記事を「キャットフード 勉強会(マムズカンパニー)」に譲渡致しました。できる限り改変のないように掲載していただきました。是非ご覧ください。
マッサンの猫の種類紹介