犬は大丈夫なプロピレングリコールは猫に毒性あり!貧血や吐き気などの原因になります

犬には大丈夫なプロピレングリコールは猫に毒性あり!プロピレングリコールは人の食べ物にも多く使われていますので、猫に食べ物を与える時には注意しましょう!
保湿剤や乳化剤、電子たばこ、おにぎりなどの品質改善剤など広範囲に使われています。
注射剤や内服液の溶解補助剤として医薬品の調剤にも使われています。
2009年6月のペットフード規制が行われ、猫へのプロピレングリコールの使用が禁止されました。
理由はプロピレングリコールが赤血球中のハインツ小体を増加させてしまうためです。ハインツ小体は糖尿病性ケトアシドーシスの際に見られる物質で、プロピレングリコールを摂取すると同じような状態になってしまうことがわかったためです。
犬用のウェットフードなどにはプロピレングリコールが使用されているものがあり、猫にとっては摂取が禁止されている物質ですので注意が必要です。
人の生活に密着していることもあり、犬と猫は似ているように感じますがその生体は違う部分があるので、必ず共用しないようにしましょう。
愛猫と食べ物を共用したりしてしまうことがあると思います。
そうしたコミュニケーションは頻繁でなければいいと思いますが、与えてはいけないものを間違って食べさせないように注意が必要です。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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