キャットフードの知識を持っているのは誰?獣医師?大学教授?メーカー?ペット栄養管理士?

本日のテーマ

  • 今までペットフードに関することは全てマッサンに教えてもらっていましたが、こうした知識を持っている人は具体的には誰なんでしょうか?獣医師?大学教授?メーカー?ペット栄養管理士?

1.

キャットフードの知識を持っているのは誰?


  • とても面白いご質問がありました。それが今回ご紹介する「キャットフードの知識を持っているのは誰?」です。
  • 獣医師やメーカーさんではないんですか?
  • 知識は担当ごとに保有している

    ペットフードの知識は見方、考え方で判断が変わる部分があります。原材料や栄養素に目が向きがちですが、製造、運搬、保管の現場も非常に重要です。更にはパッケージの素材も重要でしょう。

    これらはそれぞれ別の方々が担当し、それぞれに知識を持っています。このため、トータルでの知識を有している人は非常に少ないです。

    メーカーのスタッフでもセールスの方と研究員の方では持っている知識は全く違いますし、獣医師でもいわゆる獣医さんと、ペットフードメーカーの獣医師でも全く違います。

    このように同一の職種であっても有している知識には違いがあります

2.

工場やメーカーの研究員


  • 結論から申しますと、ペットフードに関して最も知識があるのは、多くの種類のペットフードを製造していてその結果を知っている工場やメーカーの研究員(栄養士や獣医師など)です。

    やはり多くのペットフードを作っているメーカー、工場の研究員はフィードバックされた情報を持っているので、その方なりの一定の答えを持っています。

    これらフィードバックされた情報は、販売されているメーカーからくる情報であり、動物実験ではありませんが、それに匹敵するほどの情報ではないでしょうか。

  • 全世界のメーカーの情報がくるとなれば凄いですね!
  • そして、例えば「この原材料を入れるとミネラルに影響がある」など個々の原材料がどう影響してくるのかをわかっているのもこの方たちだけです。

    また食いつきに関しても、「猫だからこういうものが好き」といった学術的なものではなく、「実は猫はこれが好き」といった具体的な処方を持っていたりします。

    動物関連の学者の方などからもこうした経験に基づいた実践的なお話が聞けるときがあります。

    メーカー、研究員独自の根拠を持つ

    このように研究員には獣医師などが持っているエビデンスとは別のエビデンスや経験を持っている場合があり、考え方に違いが出てきたりします。

    参考記事

    参考記事:ベルギーのキャットフード事情は?ベルギーに視察に行ってきました

3.

畜産専攻の大学教授など


  • 日本ではペットフード製造や判断において畜産に関する知識は欠かせません。というのもペットフード自体の法律はまだ十分ではないため、畜産における法律、経験、実績が重要視されているからです。

    畜産に関しては人が食べるものとして、人に直結するので法律で明確に定められています。

    畜産について専攻されている先生方の知見をもとに法律なども整備されていき、結果的にペットフードに大きな影響を与えています。

    肉食の家畜はいないが、猫は肉食

    しかし家畜の場合、牛、馬、羊、豚、うさぎ、鶏などを主にしていて、猫のような肉食動物がいません。

    このためキャットフードは畜産とはまた違った一面を持っています。

    参考記事

    参考記事:ジビエのペットフード活用に関して麻布大学名誉教授押田敏雄先生とお話させていただきました。

4.

獣医師


5.

パッケージ製造業者


  • 中身がどれだけ理論上整ったものになったとしても、袋の品質によって大きく左右されてしまいます。

    酸素透過率や水蒸気透過率、頑丈さ、使いやすさなどはパッケージの素材選びから始まり、素材の組合せも大きなポイントです。

    こうした部分は製造者と打ち合わせ、テスト製品を繰り返して試験が行われて完成します。

    弊社ヒューマルでも新素材の開発を行い、先日遂に納得のいく素材が完成したところなので、今後は弊社製品のキャットフードに使われていきます。

    参考記事

    参考記事:ロニーキャットフードのパッケージの新素材を開発中!(サイト外リンク:株式会社ヒューマルのブログ)

6.

フォワーダー


  • 貨物利用運送業者で、いわゆる船や飛行機、電車、自動車を使った国際輸送を行う事業者です。フォワーダーの経験は安全でスムーズな輸送に大きな影響を与えます
  • ペットフードはほぼコンテナを利用した輸送となりますので、海上輸送が一般的ですよね!
  • 海上輸送ですので積み替えのある船を使用するか、積み替えなく一回で日本まで届くのかといった点もあります。これらはフォワーダーだけでなく、荷着時期に合わせた船のタイミングなども関係してきます。

    どちらでも大きくは変わりませんが、ペットフードをコンテナに積む作業はフォワーダー側が行う場合もあれば、ペットフード工場側が行う場合もあります。

7.

倉庫業者


8.

多くの専門知識が必要


  • 結果的にこうした方々から話を聞き、見学を行ったりしながら状態を確認していくことで、全体的な流れや商品の取扱いが見えてくるようになります。

    更に食べる食べないといった行動学も含まれてくると、そうした分野を研究されている方の知識も必要になります。

    ペットフードは様々な知識や経験によって支えられ、品質が保たれています。

    私自身も出来る限り様々なことに関わるようにして、多角的な目で見られるようにしていきたいと考えています。

まとめ


  • 知識は担当ごとに保有している
  • 原材料だけでなく、製造方法、パッケージ品質、輸送、保管など多数の要因が関係する
  • ペットフードの知識と一言でいっても、様々な面から見る必要があることがわかりました。ペットフードに対して、また猫に対する知識を求めるときは、具体的な内容を決め、その専門の方に確認するのが良さそうですね!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ツイッターをフォロー
 
ソーシャルアカウントから
キャットフードの情報を
ゲットしよう!

課題を検索

 

マッサン&商品掲載情報

マッサン活動記
人気の記事
相談室メンバー
運営方針を再考し、キャットフード紹介記事を「キャットフード 勉強会」に譲渡致しました。できる限り改変のないように掲載していただきました。是非ご覧ください。
マッサンの猫の種類紹介