猫の食物アレルギーについて。アレルギーの原因、対処法を解説

本日のテーマ

  • 猫の食物アレルギーについて詳しく教えてもらいました。綺麗な環境にいることでアレルギーが起こってしまうなど、思わぬ話も教えてくれます。

1.

アレルギーの原因はノミ、アトピー、細菌、寄生虫、食物など複数


  • アレルギーで皮膚炎が出ている場合でも、その原因はひとつではなく、食物以外にもノミアレルギーやハウスダスト、寄生虫などがあります。この中で食物アレルギーの発生率は猫のうち1~6%とも言われ、それほど高くありません。

    そして人間は様々な環境や、他の猫と関わることで細菌に触れるケースが増え、抗体ができていきます。反対に綺麗すぎる環境で一匹で育てられた猫はアレルギーになる可能性が高いと考えられています。これを衛生仮説と呼んでいますが、猫にも当てはまる可能性がありそうです。

  • 日本やヨーロッパなど先進国の方がアレルギーの猫多そうですね。
2.

食物アレルギーについて


  • 私は獣医ではありませんので、ここでは食物のアレルギーについて、獣医に教えてもらったことも交えつつお話していきたいと思います。

    アレルギーの原因は食物の「たんぱく質」です。アレルギーの原因をアレルゲンといいます。

    牛肉、魚肉、鶏肉、ラム肉が一番アレルギーになりやすい

    まず猫の食物のアレルギーの原因で最も多いものは「肉」です。牛肉、魚肉、鶏肉、ラム肉などキャットフードのメインの原材料に使われる肉が最も多いアレルゲンとなっているということです。

    このほかには乳製品、卵、小麦、大麦、コーングルテン、豚肉、羊肉などもアレルゲンとして報告されています。

    米はアレルゲンになりにくい

    そして穀物アレルギーに含まれる米ですが、米はアレルゲンにならないわけではありませんが確率は低いため、アレルギーの療法食としても使われます。アレルギー療法食ではよりアレルゲンになりにくくするため、たんぱく質は加水分解したものを使用していることが多いですね。下の記事でも紹介していますので読んでみてください。

    関連記事:猫の血便、軟便の理由と対処法!アレルギーが原因の可能性も

3.

食物アレルギーの対処法


  • かならず獣医に診てもらいましょう

    まずアレルギー症状が出た場合には、原因の特定をするために獣医の診断を受けましょう。原因が食物アレルギー以外の場合は病気が関係している場合があるからです。

    自己判断はしないように注意が必要です。

    食物アレルギーの場合は除去食を考える

    たんぱく質がアレルギーを引き起こしているため、現在与えているキャットフードから、たんぱく質が含まれる原材料を特定します。

    肉原料全般と穀類を確認します。穀類は炭水化物源ですが、たんぱく質が一定量含まれています。

    乾燥チキン骨抜きチキン生肉サツマイモジャガイモ、鶏脂、乾燥全卵、チキングレービー、サーモンオイル、ミネラル、ビタミン、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海草、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

    上記のような原材料のキャットフードがあった場合には赤字のたんぱく質と、青色の炭水化物について注意する必要があります。

    上記のケースではまずチキンを使用していないキャットフードを探します。サーモンやシカ、ウサギなどがありますので探してみてください。この時ターキーとダックはチキンと分子構造が似ていて交差反応を起こす可能性がありますので、避けた方がいいかもしれません。

    サツマイモ、ジャガイモの代わりはエンドウやひよこ豆などの豆類があります。

    交差反応とは

    チキン、ダック、ターキーは構造が似ていてひとつでアレルギーが出るとその他でもアレルギーが出る場合があります。これを交差反応といいます。

    例えばチキンと卵は交差性が低いのですが、ダックと卵は交差性が高いといったように組み合わせが違います。

    以下に一例を紹介しておきますので、簡単に覚えておくといいでしょう。

    メイン食材交差性のある食材
    チキンダック、ターキー
    ダック
    ビーフシカ、羊、牛乳、山羊乳乳、乳製品
    魚全般
    小麦大麦、ライ麦、オート麦

    食事を変えてアレルギーが改善したら以前の食事に戻す

    キャットフードを変更して症状が治まっても、偶然や他の症状が原因である可能性は捨てきれません。このため、必ず食事を戻して再発するかをチェックする必要があります。

    これをしていかないと、間違った判断で猫が食べられるはずのものをはじいてしまうことになります。

    これによって猫の食の豊かさ、幸せは減ってしまいます。

    反応がすぐ出る場合は少ない

    猫の場合、人間のように食べてすぐ痒くなったり蕁麻疹が出るといったことは少なく、もしくはわからず、数日間食べる続けることで症状が出てくることが多いようです。

    これも判断しにくい要因のひとつになっていて、昨日やめたから今日治ったというわけには行かず、獣医と一緒に観察していく必要があります。

まとめ


  • アレルギーの原因は様々
  • 食物アレルギーの可能性は低い
  • メイン食材である肉のアレルギーが多い
  • 必ず獣医の診断を受ける
  • 交差反応に注意

  • 食物アレルギーの割合は多くないということに少し安心しました。人間も猫も環境が良くなればなるほど、新しい病気や症状が起こるものなんですね。私も愛猫のアレルギーに注意して環境作りからしっかり考えながら、毎日愛猫の様子をしっかり確認したいと思います。
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