2018年のキャットフード市場、猫の状況について。猫が飼い主に与える影響や平均寿命、平均飼育頭数など

本日のテーマ

  • 猫や私たち飼い主を取り巻く環境がどうなっているのか、2017年のデータから2018年、そして今後の状況がどうなっていくのかをみていきたいと思います。

1.

初めて猫の飼育頭数が犬を上回る


  • 当サイトはキャットフードについて学ぶサイトですが、今回はペットフードの市場について一緒に学んでみたいと思います。
  • ペットフード業界を知ることで猫を取り巻く環境も知ることができそうですね!
  • 一般社団法人ペットフード協会のデータを参照

    今回の話ではペットフード販売士の資格検定を実施している一般社団法人ペットフード協会2017年のデータを参照(PDF)させていただきます。

    まず、2017年の犬の飼育頭数は8,920千頭。猫は9,526千頭(外猫は除く)となり、初めて猫のほうが飼育頭数が多くなりました

    ただしこの数値は猫の飼育数が増えているわけではなく、犬の飼育数が減ってきていることから起こっています。

  • 猫は約952万頭も飼育されているんですね!
  • 15歳未満の子どもが1,553万人なので、少子化が進むと、猫の方が多くなるかもしれませんね。
2.

猫の平均寿命は伸びる一方


  • 2010年:14.36歳
    2012年:14.45歳
    2013年:15.01歳
    2014年:14.82歳
    2015年:15.75歳
    2016年:15.04歳
    2017年:15.33歳

    猫の平均寿命は伸びたり縮んだりしながらも、長期スパンでは伸びている傾向にあります。完全室内飼いと外に出る猫を比べると室内飼いの方が数年寿命が長く、例年室内飼いの比率は85%程度なっています。

    平均寿命が伸びている理由は動物医療の進歩、キャットフードの進歩、飼育環境の改善があげられます。

3.

複数頭飼育状況


  • 猫の平均飼育頭数は1.76頭。しかし約6割が1頭飼育です。

    1頭:61.9%
    2頭:22.2%
    3頭:7.7%
    4頭:3.5%
    5頭:1.8%
    6頭:0.9%
    7頭以上:2.0%

  • 私も1頭飼いで、マッサンも今は1頭飼いですよね。
  • 2頭の方が長生きするというデータがあるので悩ましいところではあります(笑)
4.

避妊去勢手術の割合


  • 猫は80.3%が避妊去勢手術を行っています。残りの20%はわからない、手術を受けていないとしています。

    現在は避妊去勢手術への認知が高まり、小猫が増えてしまって保健所や愛護団体、遺棄されることを防げるようになってきました。

    野良猫の対策を行わなければ根本的な解決にはなりませんが、様々な地域で地域をあげて野良猫の保護、対策を行っている自治体もあります。

5.

猫の入手先


  • 野良猫を拾った:40.7%
    友人・知人:25.4%
    ペット専門店:13.9%
    里親探しサイト:9.0%
    動物保護施設:7.4%
    愛護団体:7.4%
    愛猫が産んだ:5.1%
    ブリーダーから:2.7%
    知人のブリーダーから:2.1%

    拾った、友人からもらっただけで66.1%を占めています。

    海外では主流な愛護団体や保護施設からの受け入れは14.8%程度です。ペット専門店が13.9%ですが、純血種が微増の傾向にあり、こうした背景が関係していると考えられます。

6.

キャットフードのタイプ別利用率


  • ペットフード協会の調査(複数回答可)では猫の場合は92.5%がドライキャットフードを利用しています。
  • ドライフード選ぶがどれだけ大切かよくわかりますね。
  • ウェットフードを併用している方が49.1%いることから、ドライフードと交互に与えたり、ご褒美やおやつ的感覚で利用している方が多そうです。

    また最近人気のセミウェットタイプ16.4%なので、CIAOちゅ~るのように大人気商品もあるジャンルですからまだまだこれから伸びてくるかもしれません。

  • 手作りのペットフードは減少傾向にあるんですね。
  • 最近は市販のペットフードのクオリティが上がってきたこともあり、手間のかかる手作り食よりも、他の種類の市販品を試したりするのかもしれませんね。
7.

飼育する上での障壁と飼育による効用


  • ペット飼育の一番の障壁は住宅事情

    飼育する上で障壁となっているのは住宅事情が多く、若年層ほどお金と世話の問題、老年層ほど別れがつらいという理由にシフトしていきます。

  • 15年以上生きることを考えると60代、70代ではペットと暮らすのをためらうかもしれませんね。
  • 動物と暮らすことが健康増進に繋がっている

    犬飼育者は健康面、猫飼育者は情緒面で安定に効果があると認められています。

    ペット飼育による医療費の抑制効果は各国で見られ、ドイツでは7,547億円、オーストラリアでは3,088億円もの抑制額が公表されています。

    ペット飼育は子供の教育、夫婦関係、寿命延伸、運動不足解消や情緒安定に大きく関与しています。それを表すように、ペット飼育者に向けた生活に喜びを与えるものの調査結果として、

    1位:家族
    2位:趣味
    3位:ペット

    とありますが、猫飼育者のみに限っては

    1位:ペット
    2位:家族
    3位:趣味

    と家族よりも猫が生活に喜びを与えるものとして重要視されています。

    飼い主にも猫にも住みやすい世の中を

    猫飼育者は人生の喜びが家族を超えて1位になるほど、猫への愛情が強い方が多いと感じられます。また猫がいることで情緒の安定を得られ、また寿命の延伸、医療費の削減と、猫がいることで得られる効果も大変大きなものがあります。

    飼育する上で障壁となるものも多いですが、人生に豊かさを与えてくれる存在でもある猫をより大切にし、よりペットが住みやすい世の中にできるように努力していきたいと感じています。

まとめ


  • 猫の飼育数が犬を上回った
  • 猫の平均寿命は延びている
  • 1頭飼育が多い
  • 避妊去勢手術の浸透は8割
  • 野良猫を拾うか友人からもらう人が過半数
  • 92%がドライフード利用
  • 50%がウェットフードを併用
  • ペット飼育の一番の障壁は住宅事情
  • ペット飼育は健康増進、医療費削減に効果あり
  • 猫と暮らすということは大変な面もありますが、一緒に暮らすことで得られるメリットもとても大きなものです。飼い主にとっても猫にとっても暮らしやすい世の中になるようにキャットフードの学校でもできることをしていきたいと考えています。

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運営方針を再考し、キャットフード紹介記事を「キャットフード 勉強会」に譲渡致しました。できる限り改変のないように掲載していただきました。是非ご覧ください。
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