キャットフードの保存方法!乾燥剤や真空パックでの保管や保管場所を紹介します

キャットフードの保存方法はどうしていますか?基本的な保存方法、保存場所について勉強してみましょう!
最近は簡単に手に入る、おかずや食材を真空パックにする機械。これを使うのが最も酸化を防げる方法です。
袋開封時に中身全てを数袋にわけて使用すれば酸化は最小限に抑えられると思います。
デメリットはコストが高いことですね。真空パックにする機械が安くても、パック自体が高くて維持費が思ったよりもかかります。
よくお菓子に入っているシリカゲルや、クッキーに使われているシートタイプの乾燥剤。種類はいくつかありますが、どれでも封をした中に入れておけば問題ないと思います。
一か月以内でなくなってしまうものなので、あまりにも湿度が高い場所でなければ除湿剤でも十分機能します。
沢山入っていて安いのでつい手が出てしまうIKEAの挟み込むタイプのクリップ。私もお菓子やちょっとしたものを閉めるために使っています。IKEAに限らずこの手のクリップは袋の素材やサイズによってしっかり閉まるかどうかが変わってきます。
残念ながら1.5kg位のキャットフードのパッケージでは大きくて分厚くなってしまい、しっかりと密封できないものが多いかと思いますが、何も封をせずにパッケージの封部分を折り曲げているだけなら使った方がいいですね。
これは本当に画期的だと思いました。開けた袋を一回折り曲げた部分にエニーロックを差し込めば密封されます。しっかり空気を抜いた状態で使うと真空ではありませんが、ジップロックのように使うことが可能です。
密封度も高く、エニーロックに取っ手のついたタイプなら持ち上げることもでき、水も保管することができます。
説明が難しいので詳細は是非メーカーサイトをご覧ください。
例えしっかりと保存したとしても温度差のある場所で保管するのはやめましょう。
しっかり保管していても真空以外では内部に必ず空気が残っています(家庭用の真空パックでは少量の空気は残っていると思います)。温度差が大きい場所に保管していると内部に結露が発生し、ドライフードがすぐダメになってしまいます。
冷蔵庫に入れて保管している方もいるかと思います。しかし冷蔵庫の保管は基本的にNGです。
冷蔵庫に入れて保管している間はいいのですが、冷蔵庫から出した時に温度差が生まれます。この温度差で湿気を含んでしまう場合がありますので、基本的には常温で保管できる場所にしましょう。
シンクの下に保管している方もいらっしゃるかと思います。私も自分用のレトルトなどをしまい込んでいます(笑)
しかし基本的にシンク下は水の近くなので湿気も多く、保管に向いているような場所ではありません。
私はこれは割と理にかなっていると感じています。毎日キャットフードを食べている場所ですから湿気が多い場所ではないでしょうし、直接日光が当たるような温度差が激しい場所でもないと思います。
またある程度飼い主の目の届く場所に置いているのではないでしょうか。普段から目に見える場所にあることは衛生的にも環境的にも気付きのきっかけになり、とても大切なことです。
このようにキャットフードを与えている場所に保管しておくのは意外とおすすめの場所かもしれませんね。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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