原材料の収穫時期が違うと同じキャットフードでも色や香りが変わる!敏感な猫は同じフードでも食べないことも!

全く同じ製品でも原材料の収穫時期によって色や香りが変わってしまうことがあり、それを気にする猫が食べないことがあるそうです!
農作物は収穫時期が異なれば状態も大きく変わります。育ちがいい時期もあれば、悪い時期もあります。色が変わることもあります。
ペットフードには大量の原材料が必要ですので、一年中確保する必要があり、原材料の収穫時期の違いから逃れることはできません。
収穫時期によって原材料に違いがでるのですから、どうしてもできあがった製品にも違いがでます。若干の色味の違いや動物にはわかる味や匂いの違いもあるかもしれません。
人でも旬と旬ではない時期で全く同じトマトパスタを作ったら多少は味が違うかもしれません。
この収穫時期の違いを非常に敏感に察知する猫がいるために、同一製品であっても新しい袋になると食べなくなることがあるということに繋がります。
むしろ微妙な違いであるがゆえに食べない可能性もあります。
人も違うものを食べて違う味なら納得できますが、同じものを食べた時にちょっと味が違うと食べるのをやめるのではないでしょうか。
例えば毎日食べているヨーグルトがある日ちょっと変わった味がしたら?
例えば着色料はこうした作物の色の違いで、製品の色が変わってしまうことから、色を均一にすることでいつでも美味しそうな色にするだけでなく、色が違うことによるクレームを避けるという意味もあって使われています。
香料ももちろん美味しそうな匂いを付けるという意味がありますが、こうした原材料による最終製品の香りの違いを防ぎ、製品の均一化を図るために使用されます。
これは企業が安定した製品を作り、顧客へ届けるという意味では大きな意味を持っていることはわかると思います。
このように着色料や香料は製品を補完していく意味も持っていますので、必ずしも悪いわけではなく、使う使わないはどう届けるのかの違いでしかないということも、合わせて知っておくといいかもしれません。
製品の色が違う、香りが違うなどはクレームにもなる非常に難しい部分なのです。
これらを使わない場合はどうしても収穫時期によるバラツキが出てしまうということになります。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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