キャットフードの選び方!愛猫に適した種類や味、原材料から選ぶ

本日のテーマ

  • 市販されているドライフードが思いの他種類があってどれを買っていいかわからない!いつもいいキャットフードに変えようと思っても、結局悩んで同じものを買うことが続いています。今回は選ぶ基準やおすすめを聞いてみたいと思います。

1.

発売されているドライフード


  • 多くのドライフードが発売されていて購入時にどれを買っていいのか悩むと思います。ここでは見方を紹介して、選ぶ基準を作れたらと思います。ドライフードはいくつかに分けることができますが、固体の年齢や状態、種類に合わせて作られている固体別のドライフード、テーマを決めて原材料を選んでいる原材料(テーマ)別ドライフード、猫の味の好みを考えた原材料に工夫が見られる味別のドライフードがあります。

    • 固体別ドライフード
    • 原材料(テーマ)別ドライフード
    • 味別ドライフード

    これらは相互に関わりあっていますが、それぞれ紹介してみます。

  • うちでは今11歳未満へ与える年齢別キャットフードをあげています。でも味は余り好きじゃないみたい。
  • ドライフードを選ぶ時、大体の家庭では毎回同じキャットフードを買ってきていると思います。年齢ごとに変えても、メーカー自体は何年も変えていないという家庭も少なくないのではないでしょうか。
  • そうですね!メーカーを変えたのは1歳になる頃に変えた位でその後はよく食べるものを見つけてからはずっと一緒です!でも最近は余り好んで食べているようには見えないかも・・・
  • 人間も猫も同じです。毎日同じものばかりを食べていては例え健康に配慮していたとしても、飽きてしまいますね。そして年齢によって好みも変わってきます。どんないいキャットフードでも食べなければ意味がなく、体力がなくなり、体調を崩してしまいます。一番はきちんと食べることを重要視してください。
  • やはり食べなくなったりしたら、そのまま同じものをあげ続けないで他の選択肢も考えてみた方がいいんですね。
  • 猫のことなので、”ただ食べない気分だった”だけのこともありますし、闇雲に変える必要はありませんが、愛猫が喜んで食べるものをその時々で見つけてあげることは大切ですね。
2.

個体別フードの種類


  • ではまずは固体別ドライフードを見ていきましょう。
  • ロイヤルカナンやサイエンスダイエットは沢山の種類があるイメージがあります。
  • その辺りのメーカーが日本でとても売れている理由のひとつですね。獣医師の視点からもおすすめされています。種類として大きくみてみると、

    • キトン(幼猫用)
    • 成猫用(1歳~)
    • 老猫用(7歳や10歳~)
    • 毛玉排出サポート用
    • 家猫用
    • 肥満猫用
    • 猫の種類別
    • 食事療法食
    • 栄養補完食

    ざっとですがこんな種類があります。メーカーによっては以下のようなドライフードもあり、細分化されていたりしますね。

    • 皮膚被毛維持用
    • 歯垢・歯石対策用
    • 尿対策用

    これだけあると選ぶのにも悩んでしまうんじゃないでしょうか。

2.

愛猫に適したフードが重複している場合の選び方


  • この時点でどれを買えばいいのか悩みます。肥満気味だけど長毛種だし年齢も気になる。その場合は肥満用なのか、毛玉排出サポート用なのか、年齢に合わせたものなのか・・・
  • これは本当によくある質問です。まずは栄養の観点からですが、肥満用や毛玉排出サポート用が「総合栄養食」であるかを確認してください。総合栄養食であれば、それだけ与えても猫が1日に必要な栄養バランスは保てる配合になっています。大体のドライフードは食事療法食や栄養補完食のように特別なタイプでなければ総合栄養食になっていますよ。

    その上で、年齢別に肥満用、毛玉排出用があると思いますが、もし年齢別でなかった場合は猫の年齢や状態を考えて選びます。

    例えば歳をとって代謝も悪く、ほとんど運動もしない長毛種の猫に、カロリーが高めの毛玉排出サポートを与えては太ってしまったり栄養過多になってしまいますね。

  • 年齢や状態でも変わってくるんですね。
  • 猫の状態と毛玉の場合は時期も大きく左右します。肥満対策はワンシーズンでどうにかなるものではなく、長い時間がかかりますが、毛玉排出は長毛種であっても暑い時期や夏だけ使用しても十分効果が得られます。

    明らかに毛が抜けてきて、触るだけで抜け毛がとれるような時期には毛玉排出サポートにし、それ以外の時期では肥満用を与えるのがいいでしょう。

    しかし肥満対策を今すぐに行わなければ健康被害が出るというような場合には肥満用を与え、猫草など他のもので毛玉排出をサポートをしてもいいと思います。ただしキャットフードを短期間でコロコロ代えてしまうことは避けてください

3.

室内飼い用と年齢別で悩んだ場合の選び方


  • 日本の猫は多くの方が室内飼いだと思います。なのに室内飼い用と年齢別に分けられているとどっちを買えばいいか悩みます。
  • これは私の個人的な意見ですが、年齢ごとのキャットフードがある場合は室内飼い用のキャットフードは余り必要ないと考えています。室内飼い用は大体が「糞便の量、匂い軽減」「運動不足に陥りやすい家猫のカロリー制限」辺りが目的です。これらは猫のことを考えてもいますが、人間の都合も含まれていますね。ただこれによって飼いやすくなるというのは事実です。
  • 室内飼い用はどちらかというと人間の都合に合わせたキャットフードだったんですか・・・
  • もちろん必ずしもそうとは言えないですが、猫にとって大事な栄養素のほとんどはたんぱく質から摂取しています。猫は人間や犬と違い、内臓が肉から多くの栄養を摂取できる仕組みになっています。

    肉食なので便がある程度匂うのは当たり前のことです。それを抑えるためにはより草食的な食事のように穀物であったり、食物繊維を増やさなくてはいけません。これでは本末転倒です。猫は適度な運動を必要とする生き物であり、純粋な肉食動物であるということを考えてあげたいものです。

4.

キトンは栄養が豊富なので、成猫に与えると肥満を招く


  • キトンという幼猫用、主に1歳未満に与えるキャットフードがあります。これは猫は1年で一気に成長するため、成猫に比べてもかなりの栄養素を必要とします。それに見合うような配合を行っているのがキトンです。そのため、成長した成猫に与えると栄養過多で肥満を招くことがあります
  • 成猫の方が体も大きくて筋肉もあるのに、幼猫の方がエネルギーを使うんですね!
  • エネルギーの使い方が違うということもあります。幼猫はあくまで成長のために必要なエネルギーがあり、成猫は活動、体の維持に必要なエネルギーが必要です。キトンはたんぱく質に加え、エネルギーになりやすい脂質も多めに含んでいる傾向にあります。

    グルーミングも余りせず、体の大きさから考えても毛が大量に抜けることも少ないので食物繊維は少なめになっているはずです。成猫用は豊富な栄養素を全体的に含む配合になっています。そもそも幼猫と成猫では食べる量が違うという点も大きいですね。

  • 1年きっかりで変えてしまってもいいんですか?
  • その辺りは個々によって違いますが、メインクーンに代表される大型猫は3年で成猫になると言われています。この間はまだ成長期なので様子を見ながらキトンにするか成猫用にするかを考慮していけばいいかと思います。愛猫が成長期にいるかは体重、体格、身長などから判断できると思いますので、心配であれば3ヶ月から半年ほど様子をみながら変えていっても問題はないと思います。
5.

原材料(テーマ)別のドライフード


  • 最近よく耳にするグレインフリーですが、こうしたキャットフードのように目的があってそれに合わせた原材料を使用しているキャットフードがありますよね。
  • グレインフリーを始め、オーガニック、低アレルゲン、肉も魚も卵も食べないヴィーガン、やや定義が曖昧ですがプレミアムキャットフードと言われているものもありますね。

    もちろんこれらは愛猫が求めているもの、愛猫の状態にマッチしたものを選ぶことが正しい選び方ですが、どれも療法食ではありませんので、飼い主が見定めて選ぶ必要があります。

    最近はグレインフリーキャットフードが注目されていますね。

  • グレインフリーキャットフードについて

    グレインフリーというと穀物不使用ですよね。穀物が入っていないこと以外にメリットはありますか?

  • 猫が消化できない穀物が含まれていないことが大きなメリットのひとつですが、もちろん他にもメリットがあります。肉や魚を豊富に含み、本来の猫の食事に近い、高たんぱくにできていること。かさ増しがされていないため、余計な量を与えることがなく、胃腸の健康を保ちやすいことがあります。
  • デメリットはありますか?
  • 高栄養なため、与える量が少なくなります。そのため、今まで沢山もらっていた猫がご飯が足りないと文句をいうことでしょう(笑)そしてこれが意外と切実な問題であり、結局他のものを与えてしまうと肥満を招く原因にもなります。

    もう一点は価格があがることです。材料の多くを肉や魚で作られている分、原材料費がかかることがあげられます。イギリスのペットフード製造工場と話したこともありますが、肉類が豊富な分、雑食である犬のドッグフードよりもキャットフードの方が原価が高くなっています。

  • 猫がどうしても足りない時はどう対処していますか?
  • まずは変え方が重要です。いきなり全て変えず、今まであげていたものを少し減らし、そこに混ぜてあげてください。この分量を少しずつグレインフリーだけにする方向で変えていってください。それでも少ないということは十分に考えられます。その場合にはドライフードだけにせず、適度に缶詰やおやつで対応してもいいでしょう。

    お腹が減ったようだからとドライフードを1日の必要分を超えて何回も与えるのはやめましょう。また、違うキャットフードを混ぜる期間を長くするのはおすすめできません。各社1日の量、栄養素を考えた配合になっていますので、混ぜる期間が長いと栄養が偏る可能性が出てきますので注意が必要です。グレインフリーのドライフードを選ぶ際の注意点は以前の話を参考にしてください。

6.

味別ドライフード。どんな味がありますか?


  • チキン、サーモン辺りが人気ですね。原材料は鶏や七面鳥、サーモン、マスなどです。他にもウサギの肉や牛肉がメインのキャットフードもあります。
  • 日本の猫は魚を食べるイメージがありますよね!
  • それは日本は島国なので食卓に魚が並ぶことも多く、非常に身近な食材だったからです。イタリアではパスタをよく食べるといいますし、アメリカやオーストラリアではピザを良く食べて、チーズが好きだといいます。その国々の食文化によって猫にとって身近な食べ物をよく食べる傾向にありますね。しかし面白い実験として、日本の猫に魚と肉を並べると肉のほうを食べるという結果も出ていたりしますよ。
  • ウサギの肉や牛肉もよく食べるんでしょうか?
  • 食べると思いますが、どれにしても好みはわかれると思います。猫は匂いで食べるといわれていますので、実は味はさほど関係がないとも考えられていますが、どちらにしてもその子の好みでしか決められないため、色々あげてみるのがおすすめです。私の愛猫は圧倒的に魚が好きで、肉は余り食べませんよ。

    どれがいいということはありませんので、長年一緒にいる中でそれぞれ試してあげてみてもいいと思います。ただし、決めた後に食べないからとコロコロ変えるのはNG。猫は頭がいいので、食べなければ違うものが出てくると覚えてしまいますので注意してくださいね。

まとめ


  • 適しているドライフードが多くて迷った時は改善したい症状を優先して
  • 室内飼い用のドライフードは余りおすすめできない
  • キトンは成猫にあげると肥満を招く
  • グレインフリーにはメリットデメリットがある
  • 好きな味は時間をかけて探してあげて

  • これでドライフードを買う時に悩むことが少なくなりました!愛猫が一番喜んでくれるキャットフードを探し当てたいと思います。

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