猫はキウイに酔っ払う?キウイの枝や根はマタタビと同じ効果あり!

マタタビ科マタタビ属のキウイ

キウイは猫が大好きなマタタビ科マタタビ属の果物です。キウイは種類が豊富で果実も緑色や黄色、オレンジ色などがあります。

世界で最も生産されている国はイタリアです。

スギさん
スギさん

南国のイメージがあったので意外に感じます!

私も南国のイメージがあったのですが、元々はニュージーランドで中国原産のものを品種改良してキウイフルーツを作り出し、商業栽培に成功したそうです。これによって世界各国で食べられるようになったとのことなので、多くの国で食べられているようですね。

猫はキウイを食べられる?

キウイを猫に与えた方は少ないかもしれませんが、キウイには猫に有害な成分は含まれていませんので食べられます

ただ人も同様ですがキウイでアレルギーが出る場合があるので、猫でも最初は注意した方が良いかと思います。

猫の食物アレルギーについて。アレルギーの原因、対処法を解説

基本的には猫によって食べたり食べなかったりというだけで、多くの猫で変化は起こりません。

エネルギー53kcal
水分84.7g
タンパク質1.0g
脂質0.1g
炭水化物13.5g
灰分0.7g
ナトリウム2mg
カリウム230mg
カルシウム33mg
マグネシウム13mg
リン32mg
0.3mg
亜鉛0.1mg
0.11mg
マンガン0.11mg
セレン1μg
ビタミンAβ-カロテン66μg
ビタミンEトコフェロールα1.3
ビタミンB10.01mg
ビタミンB20.02mg
ナイアシン0.3mg
ビタミンB60.12mg
葉酸36μg
パントテン酸0.29mg
ビオチン1.4μg
ビタミンC69mg

参考:日本食品標準成分表(PDF)

キウイといえばゼスプリでしょうか。栄養素は以下も参考になるかと思います。

参考:トップクラスの栄養素充足率 Zespri KIWIFRUIT

スギさん
スギさん

多くの猫で変化は起こらないということは変化する場合もあるんですか?

それでは以下で紹介してみます。

キウイの枝や葉にはマタタビラクトンが含まれている

キウイの枝や根を猫に与えた方はほとんどいないと思います。

食べられるか?という言い方だと、枝や根を食べて飲み込んでしまうことはないかと思いますので口内や内臓を傷つけてしまうということもあり、なんともいえませんが、噛み噛みすることはできます。

マタタビ科のキウイの枝や根を猫に与えると、多くの猫でマタタビと同じ反応を示します

  • ゴロゴロする
  • 顔を擦り付ける
  • 床を転げる
  • よだれを垂らす
  • 酔ったようになる

これはキウイの枝や根にはマタタビラクトンが含まれているためです。マタタビラクトンはキウイの果実にはほとんど含まれていません。

スギさん
スギさん

ほとんどということは果実でも反応する猫もいるということですか?

そうですね。ごく微量なので反応しない猫が多いようですが、敏感な猫だと反応を示すことがあるようです。

マタタビも反応する猫、反応しない猫がいますので、それより弱いキウイの枝や根、さらには果実となれば反応しない猫も十分いるかと思います。

キウイ農家の猫害

キウイの枝や根にはこうした作用がありますので、キウイ農家には「猫害」といわれる猫による害があるそうです。

スギさん
スギさん

もしかして猫がキウイの枝や根をかじってしまうんですか?

ただデロデロしているだけなら可愛いんですが…笑

私も実際には見たことがないのでほんとかな?と思っていますが、話を聞いてみた限りでは本当のようですね。聞こえはとても可愛いように聞こえますが、農家さんとしては大変であると思います。

まとめ

  • キウイはマタタビ科マタタビ属の果物
  • 猫も食べられる
  • アレルギーが出る場合があるので注意
  • キウイの枝や根にはマタタビラクトンという成分が含まれ、猫はマタタビと似た状態を示す
  • キウイ農家には猫害という害がある
スギさん
スギさん

キウイがマタタビ科マタタビ属とは知りませんでした。そしてマタタビラクトンという成分が含まれていて似た状態を示すことには驚きました。近くにキウイが生えているという人はなかなかいないかもしれませんが、もしあったら猫と遊んでみたいですね。

関連記事

成犬用総合栄養食フレッシュフード

ウィリアムドッグフードフレッシュ<総合栄養食>|ペトレピフーズ

LESSON レッスン

LESSON キャットフードについて LESSON ドッグフードについて

自分で作りたい方はこちら

ペットレシピ.jp

最近の記事

  1. キャットフード、ドッグフードに使われるシナモンについて。含有成分のクマリンが有毒?クマリンには血液や粘膜保護作用や肝臓保護効果も。

  2. 犬猫と住環境について。ハウスダストやシックハウス症候群、化学物質の影響や注意すべきこと

  3. 愛犬愛猫の定期健診のススメ。検査内容、費用を紹介。早期発見で健康寿命の延伸を

インスタグラム

スギさん

新婚さんで妊娠中。子どもができたことをきっかけに家族の健康について考え、10歳を超えた愛犬愛猫の健康も考えるようになった。現在犬猫の食事について勉強中!

エノおじさん

10匹以上の猫を飼っているお酒が好きな元気なおじさん。大量のキャットフードを購入することもあり、安価でありながら安全なキャットフードを探している。
TOP