EUで2022年に医薬品入りペットフードが販売開始?Medicated Feedの市場投入を検討中

本日のテーマ

  • EUでは2022年1月28日から医薬品入りのペットフードが販売される可能性があるそうです!総合栄養食、療法食、薬用食といった感じになるのでしょうか!

1.

2022年1月28日予定で医薬品入りのペットフードが販売開始?


  • 欧州工場での新しい情報をもらってきました。

    なんと2022年1月28日予定で医薬品入りのペットフードが販売できるようになるという情報です。

  • 医薬品入りですか!?そうなってくるともう薬ですね!
  • その通りです。総合栄養食、療法食に次いで薬用食とでも言えばいいでしょうか。英語ですとMedicated Feed(薬用飼料)と呼ぶようです。
  • 飼料となると牛や豚用という意味ではないですか?
  • 私もそうかと思って、情報を聞いた後に確認してみたのですが、以下のように明言されていますので、コンパニオンアニマル、つまりペットのフードについてのようです。

    The EU works to support the development and authorisation of safe, effective and quality veterinary medicinal products for food producing and companion animals, ensuring their availability and guaranteeing the highest level of public health, animal health and environmental protection.

    参考:European Commission

    これを訳すと「EUはフードの生産とコンパニオンアニマル用の安全で効果的かつ高品質の獣医用医薬品の開発と認可をサポートし、その可用性を確保し、最高レベルの公衆衛生、動物の健康、環境保護を保証します。」といった感じのようです。

2.

Medicated Feedとは


  • Medicated Feedについての説明も明記されています。

    Medicated feed is a mixture of animal food and veterinary medicinal product produced under controlled conditions and has the purpose of treating or controlling disease in farmed animals, aquaculture species and pets. It requires a veterinary prescription and is one of the oral routes to administer veterinary medicines to animals. Depending on specific situation, this can be the most effective way to administer veterinary medicines to animals.

    参考:European Commission

    これを訳すと「薬用飼料は、管理された条件下で生産された動物向け食品と獣医用医薬品の混合物であり、飼育動物(家畜)、水産養殖種、ペットの病気を治療または制御する目的があります。獣医の処方箋が必要であり、動物に動物用医薬品を投与する経口経路の1つです。特定の状況に応じて、これは動物に動物用医薬品を投与する最も効果的な方法です。」です。

    ↑なんとグーグル翻訳で訳したら上記のようになり、制度の高さにかなり驚きました。ここまでくるともうグーグル翻訳で十分なのかもしれませんね!!※家畜の部分だけ足しました。

    ということで、家畜や養殖魚、ペットの病気を治療または制御する医薬品ということになり、EUでも購入するためには獣医の処方箋が必要となります。

  • 完全に薬ですね。フードと混ぜることで食べやすくするという意味が強そうですね。
  • その考え方で間違っていないように思います。
3.

残留制限が焦点


  • 人が食べるものとなる牛や豚、馬や養殖の水産種に給餌した場合、薬なので残留量に注意しなくてはいけません。

    この最大残留濃度を価額に基づいて確立する規定も設けているようです。

  • やはり薬となるとこうした点は非常に重要なんですね。
4.

EUの薬用飼料に関する規制2019/4の実施


  • 「EUの薬用飼料に関する規制”2019/4”」の実施は2022年1月28日から適用される予定です。

    これらに付随する「EUの獣医用医薬品に関する規制”2019/6”」は既に古いものから置き換えられています。

5.

日本では動物用医薬品、医薬部外品と同じ扱いになると予想


  • 日本でも動物用医薬品、動物用医薬部外品は薬剤師、もしくは細菌学に関する専門知識を有する獣医師、医師を総括製造販売責任者に置かなくては販売することができません。

    今回のMedicated feed(薬用食)もこれらと同じような扱いになるかと思います。

    このため日本の場合だと獣医師から処方箋をもらったとしても、その処方箋でペットフードを購入する場所がありませんので、動物病院で買うような感じになるのかもしれません。

  • もしかしたら今のコンタクトレンズの通販のように、一般のお店でも処方箋を出せば購入できるような仕組みになるかもしれませんね。
  • なるほど。確かにあまりにも手に入りにくい状況ですと、一般に浸透しないということも考えられますのでそうしたこともあり得るかもしれません。
6.

飼い主にとっては与えやすさに利点


  • 一番の良さは与えやすさや手軽さによって飼い主の手間が大きく減る可能性があるということではないでしょうか。

    しかし多頭飼育の場合は他の子が食べてしまう可能性もありそうです。

    この辺りはどういった病気に対するフードが出るかなどの情報がまだありませんので、それらに合わせて給与方法もこれから考えられていくかと思います。

まとめ


  • EUでは2022年1月28日予定で医薬品入りのペットフードが販売開始予定
  • 獣医師の処方箋が必要
  • 薬であるため、ペット以外の牛、豚、水産養殖魚などへの残留濃度への規制がある
  • 日本では動物用医薬品などを同じ扱いになることが予想される
  • 世界では医薬品入りペットフードの販売が考えられています。日本ではおそらく世界の取り組みをみて後発的な取り組みになっていくことが予想されます。2022年までの世界の動きにも注目していきたいと思います。

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