猫にとってのオメガ9脂肪酸とは?体内で合成できる一価不飽和脂肪酸。オリーブオイルなどに含まれる

体内で合成できるため必須脂肪酸ではなく、あまり話題にあがることのないオメガ9脂肪酸。代表されるオリーブオイルの効能などからどんなものかをみてみましょう。
オメガ9脂肪酸は体内で合成できるため必須脂肪酸には分類されません。人や動物に限らず、微生物や植物まで体内で合成できるからです。
オレイン酸はオリーブオイルに多く含まれ、キャットフードでもオリーブオイルを特徴としたものが販売されています。血中の悪玉コレステロールを下げる働きがあります。
エイコセン酸はサンマやサバ、マイワシに多く含まれています。
ミード酸は菜種油やオリーブオイル、キャノーラ湯などに含まれています。なんと必須脂肪酸が不足すると逆に増加する脂肪酸です。
エルカ酸はキャノーラ油や菜種油に含まれていますが、エルカ酸は高容量摂取するとラットに心臓組織に損傷を受けることがわかっており、敬遠されています。
ネルボン酸はテトラコセン酸とも呼ばれます。サバ、ブリ、ニシンなどに含まれています。
オメガ9脂肪酸は酸化しにくいため、調理にも使いやすいという特徴があります。
人の場合はオリーブオイルなどは加熱をしなくても摂取することができます。猫の場合は油分が多くカロリーが高いのでそのまま摂取はしませんが、オリーブオイルを特徴としたキャットフードもあります。
体内で作ることができるためあまり注目されないオメガ9脂肪酸ですが、体に優しい脂肪酸であり、使いやすい油分として重宝されます。
キャットフード内に含まれているタンパク質の量を上げるだけでなく、消化吸収率を高めていくというのは非常にいいことだと思います。
私は活用に関するデータを持っていないので、実際どうかがまだわかりませんが、楽しみな原材料のひとつです。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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