ペットフード安全法の原産地は最終加工地を表示すればいい?ペットフード安全法の問題点を洗い出す

本日のテーマ

  • ペットフード安全法には抜け道があるようです。折角作ったペットフード安全法が、製造業者と癒着してるのではという噂話まで・・・

    ペットフード安全法の抜け道を知って、自分で愛猫を守れるようにしたいと思います。

1.

完全ではない原産国表示義務


  • 実はキャットフード安全法は完全ではありません。

    ペットフード販売業者なら誰でも知っている事実ですが、「原産国」表示は「最終加工工程を完了した国」となっています。これにパッケージングは含みません。

  • 原材料生産地が中国だったら?
  • 原材料生産地が中国であったとしても、日本で加工、生産を行えば、そのキャットフードの原産国は「日本」と表記されます。
  • だから各メーカーは「中国産の原材料は使用しておりません」なんかの告知をホームページで行っているんですね!
  • そうすることで市場の信頼を得るためですね。パッケージングは含まれないことを考えると、ドライフードでいえば最終加工である成型加工(エクストルーダー)を行った場所といえると思います。ウェットフードならレトルト殺菌加工になるでしょうか。
  • リパックというものを聞いたことがあります。
  • 例えば海外製造のペットフードをそのままのパッケージ、もしくはパッケージなしで輸入し、日本で違うパッケージに詰め直す作業のことです。これはリパックなので原産国表示には関係がないということになりますね。
2.

保存料、添加物の基準が甘い


  • 「BHA、BHTは使用していません」という表記をみたことはありませんか?
  • キャットフードのメーカーホームページで見たことがあります。
  • ペットフード安全法では酸化防止剤としてエトキシキン、BHA、BHTの使用が認められています。しかし、エトキシキンは日本では人間の食品への添加も認められておらず、農薬登録も受けていません。
  • エトキシキン以外はどうですか?
  • BHA、BHTは食品添加物として使用が認められていますが、発がん性が指摘されています。

    関連記事:キャットフードの酸化防止剤、添加物について。発がん性などについては必ず摂取量について考えよう

    このためナチュラル系をうたっているメーカーはホーム
    ページなどで「使用していません」ということをわざわざ書いて、市場の信頼を得たいと考えています。

3.

原材料を生産する時に使用する添加物の表記義務はない


  • 原材料って元々の材料なんですよね?原材料に添加物を加えるってどういうことですか?
  • 確かにわかりにくいのですが、原材料とはいえ、その原材料を作る工程があります。

    例えばペットフードによく使われている原材料である「動物性油脂」ですが、これは野菜などとは違ってそのまま存在するものではないため、動物性油脂というものを製造しなくてはいけません。

    「動物性油脂」を製造する時に、どれだけエトキシキン、BHA、BHTを使っていたとしても、原材料名は「動物性油脂」となり、エトキシキン、BHA、BHTの表記は必要がありません

  • そういう意味ですか!すると実は原材料表示以外に沢山の添加物が使われている可能性があるんですね。
  • 製造業者としては製造時に使った材料のみの表示でいいので楽ではありますが、実際にどこまでキャットフードを信頼できるかは、原材料製造業者まで辿ることになり、メーカーを信頼する以外に方法がありません。

まとめ


  • 原産国表示は最終加工地であり、原材料生産地ではない
  • 原材料に使用した添加物の表示義務はない
  • 人と動物に対する規制は異なっている
  • 原材料自体の生産まで信頼できるメーカーは探すのが難しい

  • 今後改善されていくのか、メーカーが信頼度を上げるために告知を行ったりすることで安心感を高めていくのか、今後の動向に注目ですね!

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