原材料でキャットフードの色が決まる?着色料がなくても無着色のドライフードの色を付ける食材は?

無着色の場合、使用されている原材料でだいたいのキャットフードの色の方向性が決まるって知ってますか?明るいものから暗いものまであるキャットフード。色によってどう違うか見てみましょう!
製造時に色味のために多くの実験はしなかったので…(笑)
ただとても単純なお話ではありますが、色でどんな食材が使われているのかある程度はわかるようになりますよ。
想像通りかと思いますが、明るい原材料を使えば明るく、暗い原材料を使えば暗くなります。
例えばトウモロコシの明るい黄色を多く利用すると、キャットフードも明るい黄色になります。
反対に肉類を多く使うと黒に近づいていきます。
トウモロコシやお米などの穀物が入っていると明るくなるということですか?
穀物はほとんどが色が明るいので、基本的に明るい方向に向かいます。
ただ穀物だけでなく、食物繊維と言われるものが多いと明るくなると考えた方が近いと思います。
反対に暗い原材料、例えば火を通すと黒くなる肉類ですね。チキンなど肉類の豊富なものは黒い傾向にあることが確認できると思います。
一概には言えませんが、どちらかというと魚の方が明るい傾向にあるように感じます。
パッと見てどんなフードか印象を掴めるのはいいですよね!私も参考にしてみたいと思います。
着色料を使うとある程度はコントロールできてしまいますので、あくまで無着色の場合です。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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