おすすめキャットフード14選!ペット栄養管理士の評価、評判と口コミを掲載

マッサンにズバリ評判のいいおすすめのキャットフードを聞いてみました!原材料や製造工程など、猫にとって安全で安心感のあるキャットフードも知りたいです!
沢山のキャットフードがありますが、ハッキリいっておすすめからまずは試した方が楽ですよね(笑)
正直なところ、信用できないものも多いとは思います。検索で上位のサイトで評価されているキャットフードも、悪いフードではないですが、それほどではないかな?と感じるフードも中にはあるという印象はあります。
参考記事:
帰国後少し話した後にしばらくお話しをしていませんが(笑)先日のインターペットでも大きなブースを出してアピールしていました。
イギリスではホームセンターなどでも販売されているほどメジャーなキャットフードで、その原材料からもわかる通り非常にプレムアムで高価格帯のキャットフードです。
因みにチキンでは434kcal/100gで非常に高カロリーに見えますが、3kgの猫換算だと195.3kcalなのでカロリーに問題はありません。
輸送方法まで把握できていませんが、猫らしいしなやかな体作りを考えた時に選択肢になってくるいいキャットフードではないかと思います。
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 85%もの豊富な鶏肉と、32種類のフルーツや野菜 |
実売価格 | 1kg/3,564円 |
1kgあたり | 3,564円 |
第一原料 | 鶏肉 |
生産国 | イギリス |
メーカー | イギリス |
販売元 | 株式会社ネイチャーリンクス |
原材料がもう少し豊かな材料だといいのになと思うところはありますが、おそらくオーガニックで十分な量が手に入る原材料を選んでいるのでしょう。
そしてヤラーで一番気になるのはこれまた価格が高いことです。例えばグレインフリーの場合790gで3,700円(実売価格)です。1kg換算で4,683円、1.5kg換算で7,025円です。
しかしそれに見合った輸送方法、原材料、製造工程と徹底していて、納得させられる内容ですので、「オーガニック」にこだわるのであればヤラーでしょう。
敏感な方はインターネットや専門店などで購入しているかと思います。一般の方が目にする店頭での販売はまだまだかもしれませんね。でもその実力は折り紙付きですよ。
オリジンがプレミアムペットフードを牽引し、追い付け追い越せといったムーブメントが起きているようにも感じます。なかでも最もベーシックなキャット&キトゥンの評価は高く、原材料の配分もまるで人が食べる食事のようです。
価格がやや高いですが、そこに納得できれば非常にいい選択肢になるかと思います。
全てニュージーランドの食材を使ったニュージーランドのメーカーです。ヒュージーランドの北東にあるマウント・マウンガヌイの美しい海岸沿いの小さな町に工場があります。のんびりとしていて町自体もおすすめできますよ。
食材はニュージーランドの南極海で取れたものや連携の取れている農家から仕入れた材料でヒューマングレードのものだけを使っています。ニュージーランドは狂牛病などの心配もありません。
気をつけなくてはいけない点として、日本では総合栄養食を与える習慣があります。ドイツなどヨーロッパでは必ずしも総合栄養食でなくてもよいという考え方もあり、アニモンダも総合栄養食をとはうたっていません。公式でもウェットフードや他のものと合わせて与えるものと考えているとアナウンスされています。
ただフォムファインステン・デラックスドライ、ラフィーネクロスドライなど「それだけで猫に必要な栄養を十分に摂取できる」と明記されていますし、「おやつ以外は全て1種類だけ食べていても問題なく生きていける」と解説されていますので、ドライだけでも栄養的には問題がないようです。「総合栄養食なのですが、アニモンダの考えでは総合栄養食という言葉は使わない」という頑固な考え方というのが正解だと思います(笑)。
シリアルの配合がありグレインフリーではありませんが、フード自体は安心して与えられるもののひとつです。猫に色々あげたいという方の選択肢としてはいいと思います。
というのも工場は自社工場で製造・管理しており、安全レベルも非常に高いといえます。他社製品のOEMを行っている実力派のメーカーです。
少し変わった製法のアメリカのラウズです。
このキャットフードはなんと乾燥肉を使わないで新鮮な肉のみで製造することを掲げたキャットフードです。
特にはありませんが、原材料の生産地も全て公開し、中国産の原材料も使ってないので非常に安心感が高いのですが、公開されている成分表の情報が少ない点がやや懸念点です。何も問題はないとは思います。
総じてとてもいいキャットフードではないかと思います。
※株式会社アクティブペットケアから株式会社アクティブビューティーラボと社名が変更され、現在はAmazonや楽天では販売していないようです。
イタリアのフォルツァ10。その中でもエブリデイビオはオーガニックキャットフードです。私の知っている動物病院にも置かれていたのを確認しています。
国際機関で認定されているオーガニックキャットフードですので、原材料や製造方法は第三者機関が入ることにより、安心感があります。肉や魚など全ての原料でオーガニックが徹底されています。
エブリデイビオを例にあげますと、第一原料は有機トウモロコシです。第二原料として有機鶏(26%)となっており、グレンフリーではありません。また、使用されている原材料の種類がとても少なく、とうもろこし、鶏、海藻、魚粉だけです。その他は栄養添加物を使用しています。
タンパク質25%、脂肪13%と割とライトな成分表になっています。オーガニックを与えたいという方には選択肢のひとつになるのではと思います。
私も以前普段使いしていたニュートロ ナチュラルチョイスでも穀物フリーレシピが販売されていますが、その別ラインとしてグレインフリーに特化したワイルドレシピが発売されました。
種類もキトン、アダルトチキン、アダルト白身魚、アダルトサーモン、シニアチキンと揃っていて非常に使いやすいシリーズとなっています。
お腹で素早く崩れる機能をアピールしている新しい目線のキャットフードだと思います。
猫の食事の悩みのひとつに「吐き戻し」があります。猫が健康であれば猫本来の行動なので特に気にする必要はないのですが、ドライフードで胃を刺激されることで、溜まった毛などとは関係なく吐きやすい猫もいます。
そうした猫の場合にはこうした着眼点を持つキャットフードは合うのではないかと思います。
オールウェルが提供されている写真から確認すると、崩れやすい分、水を含んで容器いっぱいになっているように見えますので、満腹感もあるかもしれませんね。
私の製造経験では、今までも食物繊維が多いもので崩れやすいものはありましたが、おそらく吐き戻し削減を意図的に狙って作ったものはなかったように思います。
原材料としては人の食べ物を考えて頂くとわかるのですが、お肉は溶けませんのでお肉が多いと崩れにくいフードになり、食物繊維が多いと崩れやすくふやける傾向にあります。
これもそうした作用を利用しつつ、独自の配合技術を使われているようです。
こちらは原材料のレベルの高さ、工場での製造過程、タンパク質が40%、脂質が20%、繊維質が3%。リンとカルシウムのバランスも1.58%:1.7%なので問題ありません。非常に丁寧に作られている印象です。
そしてメイン材料が、骨抜きチキン生肉・鴨肉、乾燥チキン・乾燥鴨肉、生サーモン・生マス、卵だけで原材料の80%を占めているところが非常にそそられます。
動物性たんぱく質の配合量が多くてお腹が緩くなったり合わない猫もいる可能性があるかもしれません。
原材料に「豆」の表記がありこれが何を使用しているのかわからないのですが、パッケージの絵ではエンドウのようにみえます。エンドウは大豆のようにアレルゲンは含まないので、入っていても穀物を避けるといった意味での問題はありません。植物性たんぱく質もとれますしね。
もちろん魚が猫の体に悪いわけではありません。魚を食べたら尿路結石になるわけではありませんからね。
高栄養製品は給与量が少なめなので、正しい量を与えることができれば見た目に感じる価格差よりは大きくないかと思いますよ。
穀物 | グレインフリー |
ポイント | 肉と魚だけで80% |
実売価格 | 4,622円/1.5kg |
1kgあたり | 約3,082円 |
第一原料 | 骨抜きチキン生肉 |
生産国 | イギリス |
メーカー | イギリス |
販売元 | 株式会社レティシアン |
イギリスから輸入されているグレインフリーキャットフードのカナガンです。
探してみるとイギリスから輸入されているペットフードが多いですね。カナガンはネット販売で非常に売れていますし、検索で見る機会も多いかもしれません。
輸入代理店は株式会社レティシアンという輸入会社で、ペットフードの輸入も始め、今ではカナガン、シンプリー、ジャガーと3ブランドを輸入し、モグニャンというオリジナルブランドも展開しています。
実際に非常にいいものだと思いますよ。
カナガンは米、麦、トウモロコシだけでなく、豆類も含まれていないグレインフリーキャットフードです。しかも乾燥チキン、骨抜きチキン生肉だけで60.5%も含まれており、たんぱく質含有量が37%と非常に高たんぱくにできています。
脂は鶏脂が使われています。サツマイモ、ジャガイモも含まれていますが、炭水化物は19.21%、繊維質は1.5%と少なめな配合です。気になる原材料は表記上は全てクリアしています。
特にイギリスの工場は安全基準が高く、中でもGAは非常にしっかりとした安全基準を定めています。アメリカの事故の話もあり、世界中でペットフードの安全に関して考えられるようになりました。
いくつかのロンドンのペットショップでmost popularを確認すると、カナガンは非常に人気があるという答えも確認してきました。
口コミではお腹が緩くなったなどの口コミも見られるかもしれません。これはあげすぎが原因のひとつだったり、単純に合っていないということも考えられます。また、日本のキャットフードとは匂いや成分が大幅に違うので、単に嫌いで食べない場合もあります。
カナガンを私の愛猫に与えたこともありますが、しっかり高タンパク質、低繊維でできていることもあり、便の匂いは強くなりました。そして穀物が含まれているロイヤルカナンやサイエンスダイエットと比べると、正しい給餌量の通りに与えると随分と少なく感じます。愛猫もその点が不満そうでしたが、グレインフリーは総じて同じ位の給餌量なので、グレインフリーのキャットフードを選ぶなら安心、安全なキャットフードのひとつと言えると思います。
グレインフリーとしてリニューアルしたシンプリーですが、中身はカナガンのサーモンと全く同じレシピのようです。
以前のものと全く別物になり、しかし本家イギリスのサーモンはレシピがそのままだったのでおかしいなと思っていました。なので以前のものとは全く別物として案内していますが、成分、原材料上はおすすめできるキャットフードにはなりました。
中身はカナガンのサーモンと同じレシピのようです。イギリスでもシンプリーとカナガンは同じ会社が販売しています。
日本ではグレインフリーの波がきていましたが、既にシンプリーを輸入している株式会社レティシアンとしては、既に販売していて認知度のあるシンプリーのまま、中身の新開発はせずに、カナガンのサーモンを入れたということが予想されます。あくまで予想ですが。
そしてパッケージ方法も変わったようですよ。以前のものはガスか空気か充満していて膨らんだ梱包だったのですが、新しいものは空気が抜けていてぴたっとした梱包になっています。
中身は今までの米を使用していたレシピからグレインフリーになっています。
魚系のキャットフードでグレインフリーのものとしては高評価を得られる内容物だと思います。魚だけ(スープ含む)で73%も使用していながらもカルシウム1.89%、リン1.32%、マグネシウム0.13%とミネラルバランスが保てているのも高評価。魚系はどうしてもマグネシウムの値が高くなりがちです。
一点注意するとなれば、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の配合量バランスです。オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは10:1がいいとか、4:1がいいとか言われていますが、実際にはどのバランスがいいか明確化されていません。しかし圧倒的にオメガ3脂肪酸の方が多いというバランスは他にはなく、これがどのように作用するのかは私にはわかりません。
穀物 | グレインフリー |
気になる原材料 | 非常に多くの魚原料 |
実売価格 | 4,277円/1.5kg |
1kgあたり | 約2,851円 |
第一原料 | 骨抜き生サーモン |
生産国 | イギリス |
メーカー | イギリス |
販売元 | 株式会社レティシアン |
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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