グレインフリードッグフードとは?炭水化物の制限や、穀物アレルギー、高GI食品を避ける穀物不使用のレシピ

本日のテーマ

  • 雑食の犬でもグレインフリー(穀物不使用)がいいのでしょうか。アレルギー対策や高タンパクな食事としてメリットも。マッサンに聞いてみました!

1.

グレインフリー(穀物不使用)とは


  • グレインフリーとは穀物を使用していないレシピです。

    なぜこうしたレシピが出来たかというと、猫は肉食の動物であり、穀物を摂取してもほとんど消化することができないこと、また、炭水化物摂取量の制限、穀物アレルギーを発症する場合があることなど複数の利用から、肉食の猫の内臓の作りに合わせてグレインフリー(穀物不使用)というレシピが作られるようになりました。

  • 主に猫のことを考えたレシピなんですね。
2.

雑食の犬にもグレインフリーを選択する理由


  • 犬は雑食なのに、グレインフリー(穀物不使用)にする意味はあるの?といったご質問をいただくことがあります。
  • 犬は穀物が食べられるなら不使用にする必要ありませんよね。
  • その通りで、犬はそのままの穀物は消化できませんが、α化したもの(冷えると再β化されますが元の米のような状態までは戻らない)であれば問題なく消化、炭水化物を利用することができますので、必ずしもグレインフリーである必要はありません。
  • ではなぜ犬にグレインフリーを選ぶ時があるんですか?
  • ひとつは、犬本来の食事という観点から考えられたことです。それは肉食である狼の子孫だと言われていることから、原点に返った食事という考え方です。

    しかし、犬は人と長く暮らしたことで徐々に内蔵も変化し、雑食となっていきました。このため、狼の子孫だからグレインフリーというのは現代の犬には当てはまりません。

    グレインフリー(穀物不使用)のレシピとなることで、以下の点があります。

    • タンパク質の多いフードが多い
    • 穀物アレルギーを避ける
    • 高GI食品を避ける(炭水化物摂取量の制限ができる)

    タンパク質の多いフードが多い

    強い筋肉や骨を作り、体作りに寄与します。特に成長段階ではタンパク質は体作りに大きく影響します。AAFCOの成長段階の乾物ベースの最低タンパク質量は22.5%です。

    また、肉原材料からのタンパク質成分が多くなりますが、グレインフリーだからといって野菜などが入っていないわけではありませんので、その他の原材料と合わせ豊富なタンパク質設計になっているフードが多く見られるかと思います。

  • 体が大きな犬には特に向いていそうですね!小型犬でも猟犬なんかも良さそうですね。
  • 穀物アレルギーを避ける

    犬にも穀物アレルギーがあります。

    この穀物アレルギーを避けることができます。また、グレインフリーの場合はグルテン(最近は小麦のみをさすことも多い)も含まれていないのでグルテンアレルギーを避けることにも効果的です。

    しかしその確率は高いものではありません。

    このため、あくまで選択肢のひとつとしてお考え頂ければいいのではと考えています。

    高GI食品を避ける

    米やトウモロコシは高GI食品と言われ、血糖値を急激に上げる食品とされています。

    低GI食品としてサツマイモやエンドウ豆などがあり、グレインフリーにはこうした食品に置き換えたレシピが多いです。

    炭水化物摂取量の制限ができる

    糖尿病の予防として食後に高血糖を防ぐような糖質制限、低GI食品を使うことで糖尿病ケアにも向けられるということになります。

    しかし総合栄養食の場合はそうした狙いがあるわけではありませんので、あくまで参考程度としてください。

3.

グレインフリーのデメリット


  • 価格が高価になりがち

    肉原材料が多くなりますので価格は高くなりがちです。

    タンパク質が高過ぎるものは老猫には負担に

    高齢の犬にタンパク質が高過ぎる食事は内臓に負担がかかる場合があります。

  • 高すぎるってどの位ですか?
  • AAFCOの乾物ベースの最低タンパク質量は成長段階22.5%、維持期18%となっています。これらは最低値なので概ね30%を優に超えるものからを参考値としてはどうでしょうか。

    食物繊維が少ないものが多い

    グレインフリードッグフードは比較的食物繊維が少ないものが多いです。

    このため、食物繊維が多い方が体に合っている犬の場合は、グレインフリーにすることで便が軟らかくなったりといったことが起こる場合も考えられます。

  • そうした犬には食物繊維の便の排出サポート効果などが大切なんですね。
4.

グレインフリーか否かは犬次第で選ぶ


  • 総合栄養食としてはどちらも問題はない

    グレインフリーか従来の穀物入りかは、総合栄養食として考えた場合はどちらでも問題はありません

    それよりも犬の場合は犬種によって体格も全く違いますので、力強い体が必要な犬なのかそうでないのかなど、個体差の方が大きく影響してくるように思います。

    肉ばかり食べている人でも野菜を全く食べないわけではありませんし、その逆もしかりです(ベジタリアンやビーガンの方などは除く)。

    グレインフリーにも従来の穀物入りにもそれぞれメリットがありますので、必ずしもどちらがいいというものではなく、健康である限りは「食べること」が一番大切なことですので、犬が好むドッグフードを与えるのが一番いいかと思います。

まとめ


  • グレインフリーとは穀物不使用のレシピのこと
  • グレインフリーと穀物入りは犬の好き好きで選んでよい
  • 更に深く考えた時、グレインフリーのメリットが犬に合えばよい
  • 健康的な体作りを目指したり、体格の良い犬にはより向いている
  • 穀物アレルギーには良い選択肢
  • 高GI食品が避けられているグレインフリーも多い
  • 雑食の犬にとってはグレインフリーと穀物入りは好みで選んでいいようです。犬の体作りなどメリットもあるので、飼い主と犬がお互いに気にいるものを選ぶと良さそうです。

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