ドッグフードの原材料として使われるハーブの意味は?犬にハーブは必要?

 

本日のテーマ

  • ドッグフードに使われているハーブ(スパイス・野菜)。多くの種類がありますがどんな効果効能があるのでしょうか。また、犬の好き嫌いには影響しないのでしょうか。

1.

ドッグフードの原材料として使われるハーブ


  • 人も効果効能を期待してハーブを漢方やお茶、サラダにしたりして摂取しています。犬でもこれらを期待してドッグフードに配合したり、お茶にすることができます。
  • 漢方やハーブティでのリラックス効果や整腸効果が期待できそうですね。
  • 犬は比較的なんでも食べられる雑食ですから、得意不得意ははありますがハーブも食生活を豊かにするひとつになります。ドッグフードの場合は高熱で調理しますので、熱に弱い成分は失ったりと、必ずしもそのハーブが持つ全ての効果効能があるとはいえませんが、調理次第で一定の効果は期待できると思います。
  • ところでハーブって何を表すんですか?
  • ハーブはこういった植物という規定があるわけではありませんので、スパイスと呼ばれたり、単に野菜であったりといった微妙な違いはあると思います。例えば以下のようなものです。

    • ペパーミント(西洋ハッカ)
    • オレガノ
    • セージ
    • マジョラム
    • タイム
    • マリーゴールド
    • カモミール
    • チコリ
    • パセリ
    • ローズヒップ
    • 西洋イラクサ(ネトル)
    • アニスの実
    • フェヌグリーク
    • ユッカ
    • シナモン
    • スピルリナ
  • スピルリナはハーブに入るんですか?
  • スピルリナは微細藻類でハーブとは言えないかもしれませんが(笑)用途としてはハーブのように使われているので最後に記してみました。
2.

ハーブの効果効能


  • キャットフードの学校で先に紹介していますのでそちらも参考にしていただきつつ、こちらにも転載します。

    シソ科

    猫が好きなキャットニップ(イヌハッカ)に代表されるシソ科の植物が一番多いという結果に。シソ科は猫にとって有害となるハーブはないと思います。

    ペパーミント(セイヨウハッカ)

    鎮静、鎮痙、抗菌、防腐、発汗、利尿、中枢神経系(脳)の機能亢進、胃腸の機能調整

    オレガノ

    消化促進、強壮、鎮静、殺菌

    セージ

    抗菌、抗ウイルス、防腐、収れん、制汗、内分泌調整

    マジョラム

    鎮静、鎮痙、消化促進、食欲増進、利尿、強壮

    タイム

    抗菌、殺菌、抗ウイルス、防腐、去痰、利尿、強壮、鎮痙、疲労回復

    キク科

    キク科はマーガレットやデイジー、ダンゴギクなどが皮膚炎や嘔吐を引き起こします。

    マリーゴールド

    防腐、収れん、抗ウイルス、抗痙攣、ホルモン様、抗炎症、発汗、解毒、利尿

    カモミール

    鎮静、抗炎症、抗痙攣、発汗、消化促進、抗菌、殺菌、利尿、嘔吐予防

    チコリ

    駆風、緩下、利尿、消炎、消毒

    イネ科

    パセリ

    利尿、抗炎症、鎮静、血圧降下

    バラ科

    バラ科はフルーツでも話したように青酸を含む未熟果、種に注意しなくてはいけません。

    ローズヒップ

    鎮静、消化促進、強壮、抗酸化、緩下、利尿

    イラクサ科

    イラクサ科はイラクサの葉っぱと茎の刺毛が嘔吐などを引き起こしますが、西洋イラクサ(ネトル)と日本イラクサは学術名が異なり、別物ですので注意が必要です。

    西洋イラクサ(ネトル)

    収れん、利尿、抗アレルギー、強壮、血液浄化

    セリ科

    セリ科は概ね有害ではありませんが、ドクゼリはそのものが毒を持つ植物なので科は関係なく有毒です。

    アニスの実

    消化促進、駆風、去痰、防腐、消臭

    マメ科

    主食並みに食用に用いられるマメ科植物ですが、エニシダ、クララ、トウアズキ、ニセアカシア、キバナハウチワマメなど猫に関わらず有毒植物が多い科です。

    フェヌグリーク

    脂肪蓄積抑制、血中コレステロール低下

    リュウゼツラン科

    観葉植物としてよく飾られているドラセナは全草に毒を有しています。

    ユッカ

    動脈硬化の予防、高血圧の予防、高脂血症の予防改善、肥満防止、整腸、便秘

    クスノキ科

    アボカド、月桂樹は嘔吐の原因になります。

    シナモン

    鎮静、鎮痛、血圧改善、老化防止、血行促進、抗菌、駆風

    スピルリナ科

    スピルリナ

    免疫力向上、便秘改善、肥満改善、生肌、コレステロール値、血糖値改善、鎮静、貧血改善

    一部参考:ハーブのちから

    参考:キャットフードの原材料として使われるハーブの解説 キャットフードの学校

    このようにハーブには非常に多くの効果が言われていて、古くから漢方など医療にも使われています。

3.

ドッグフードに使用するハーブの選び方


  • 様々な効果効能が期待できることはわかりましたが、これらをどうドッグフードに生かすかが大切ですよね!どのように選んでいるんですか?
  • 犬の場合は歯周病になってしまう犬が非常に多いですので、こうした点に配慮したハーブを選んだり、なんでも食べられるがゆえの負担を抑える整腸作用などを考慮してもいいかもしれません。
  • 歯磨きは毎日したい位ですが現実的にはかなり難しいですもんね!
  • 口臭予防なんていうのもいいと思います。このように口、腸、毛並み、目、血液、抗酸化など健康を維持したい部分をイメージして選ぶと良いかと思います。

    摂取量について

    摂取量について話題になるときがありますが、ドッグフードに使用されているハーブ配合量は非常に微々たるものですので選択時に気にする必要はないかと思います。

    また、ひとつのドッグフードでも使用している頭数はかなりの数に上るはずですので、万が一製品に何かあった場合、集団で問題が起こりますので原材料に原因があった場合はすぐに判明します。

4.

好みの分かれるハーブ


  • ハーブには香りがあります。配合量が微々たるものですので大きな影響は与えませんが、嗅覚の優れた犬の場合、ちょっとした違いでも気付く場合があります。人間がいいと思って配合したものでも、犬にとって嫌いであればどうしても食べてはくれません。

  • パクチー最高!と言われても食べられない人は絶対に食べられないのと似ていますね(笑)
  • 高級であったり、犬のことを考えれば考えるほどハーブ類の配合があったりますが、それが逆に好き嫌いを誘発する結果になっている場合もあります。

    犬は雑食で比較的なんでも食べれるが何でも好きなわけではない

    犬にも個々にかなり好き嫌いがあります。

    多頭飼いをして見ていれば非常に面白いですが、なんでも食べてくれる子もいれば全く食べてくれない子もいたり、偏食の子もいます。

    集団的な心理か、一匹が食べると皆食べるようになることもあります。

    飼い主が食べることで食べるようになるケースもあったり、犬の場合は心理心情も大きく影響しますので、例えば飼い主はAというハーブが入っていると食べないと思っていても、実はハーブが原因じゃなかったなんてこともありますので、原材料選びは時間をかけてトライしてみるといいと思います。

  • 高級ドッグフードや自然食品に向かうほど製品にバラツキがある!?

    難しいですね…そうなるとシンプルなレシピの方が好まれる可能性は高い可能性がありますよね。

  • 正にその通りで、原材料が粗悪でなければ、シンプルなものほど癖がないので、食べやすいと言えると思います。また、安いフードの場合は香料で整えられていることもあり、ロットごとのバラツキがないため、安定して食べてくれるというケースがあります

    「うちの犬は安いフードの方が好きみたいなのよね」こうした話はかなりの数聞きますが、正にこのケースに当てはまると思います。

    高級食材や自然食品、添加物不使用に向けば向くほどロット毎のバラツキが多くなり、季節や製造時期の影響を受けやすくなりますので、「急に食べなくなった」「継続してくれない」「飽きてしまった」というように見えることが多いと思います。

  • これは難しい問題ですね…
  • こうしたことから私は高級だから、豊富な原材料が使われているから必ずしも食べてくれるというわけではないと伝えるようにしています。

    でもペットフード工場や原材料メーカー、フード研究の発展によって、豊富な食材が使えるようになったことでドライフードの種類は飛躍的に増えましたので、選択肢は増えて非常にいいことだと思いますよ。

まとめ


  • ドッグフードにも多くのハーブが使われている
  • ハーブは口臭予防など毎日のことに考慮すると選びやすい
  • 微々たる量しか使われていないハーブでも鼻のいい犬は敏感に察知する場合がある
  • 犬にも好き嫌いがあり、好みが分かれる
  • ハーブなど豊富な原材料や自然食の方向に向いて、添加物や香料の使用がないほど、ロットや製造時期でのバラツキがあるので、一概に高いから食べてくれるというわけではない
  • ドッグフードにも多くのハーブ(スパイスや野菜含む)が使われるようになり、ドライフードの種類が飛躍的に増えたそうです。色々なフードを試してみることができるようになりましたので選ぶ力をつけていきたいですね!

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