犬の本当の健康なうんちとは?艶があって匂いのあるうんちが健康な証!

 

本日のテーマ

  • 飼い犬の場合、匂いの少ないコロコロうんちの犬がほとんどではないでしょうか。健康なうんちがどういう状態かを知って見直してみましょう。

1.

犬の健康なうんちとは


  • 特定のドッグフードを与えていると、乾燥したコロコロで余り匂いのないうんちが出ることが多いと思います。実際の健康なうんちは艶があって適度にうんちの匂いがあり、少し長さのある一本うんちです。

    だからといってベタベタしてウンチがすくえないほどではなく、スコップなどですくってうんちが付くか付かないか位の固さがちょうどいいと言われています。

    この点を勘違いして、ドッグフードを変えたら便が緩くなったと思っている飼い主の方が非常に多いです。

  • 私も完全に勘違いしていました…うちの子はずっと乾燥したコロコロうんちです。
  • 人間がコロコロの乾燥した匂いのないうんちだったらかなり驚くはずです。水分不足かなにかを疑うでしょう。
2.

匂いの少ないコロコロうんちの原因


  • 匂いの少ないコロコロうんちの原因のひとつは、うんちが犬の体内に長く留まっているからです。

    ただし、余りにも留まり過ぎると反対に下痢になる場合もあります。

    水分不足

    水分不足でうんちが固くなり、腸内に留まる時間が長くなるので栄養を過剰に摂取し、乾燥し、匂いがなくなり、コロコロとしたうんちになります。

    更に善玉菌より悪玉菌が優位となったり、便秘が促進されます。

    腸の機能低下

    食物繊維に頼り続けた(自然とそうなった)犬は犬本来の腸の機能が低下し、蠕動運動が減り、便秘気味になることがペット栄養学会などでも言われています。

    年齢によるものばかりではなく、本来備えている機能も生活習慣によって退化していきます。

    これは特別なことではなく人間でも同じで、若い人でも走らなければ足の筋肉が衰えていくのと同じことです。

    年齢による腸の機能低下

    人と同じく犬も年齢によって内臓の機能低下を起こします。

    食物繊維は量が大切

    食物繊維が腸内を綺麗にし、腸内細菌の住処となります。さらに蠕動運動を促進することで便秘を解消します。

    これが長毛種など毛が体内に溜りやすい種類には有効です。

    しかし食物繊維も量が多いと消化管通過速度が速まることで下痢になる場合があります。

    これは通過速度が上がることで腸が栄養分をしっかりと吸収する前に通過してしまうためです。

    これが更に食物繊維が多すぎると便の容積が増し、便秘になります

3.

グレインフリーにすると便がゆるくなる?


    • グレインフリーに変えたらうんちが柔らかくなった
    • 匂いが臭くなった

    この相談はグレインフリーに変更した後によく聞かれる相談です。

    穀物など食物繊維が豊富なドッグフードからグレインフリーにすると、だいたい少しうんちが柔らかくなって匂いが出るようになります。

  • やっぱりドッグフードを変えるとうんちに変化は起こりやすいですよね。特にグレインフリーは変化が大きいような気がします。
  • このうんちが本来の適度な水分があり艶のあるうんち。もしくはそれよりも少し柔らかいものなはずです。

    少し柔らかいうんちは日を追うごとになくなり、ベタつきがあまりない、艶のある健康的なうんちになっていくと思います。

    先日、「今の犬は屋内でペットフードだけで育てられるので本来の犬のように腸が強くなっていない」というある教授の話を聞きました。これは猫も同様です。

    このため野生の犬を目指すような肉類が豊富なものにして食物繊維を減らせば一時的に便はゆるくなるが、継続していれば腸がしっかり動き出し、艶のある理想的なうんちになっていく可能性があるいうことです。

    ただ犬は猫よりも食物繊維摂取量は多いですので、極端に減らす必要はないかと思いますが、肉食寄りの動物としては肉を多くすることは本来の食事であると言えると思います。

    また個体差はありますし、環境の違いもあります。もちろん食事だけ変えても腸の能力は何も変わらない場合もありますので一概には言えませんが、ご参考いただけましたらと思います。

  • 犬は肉食寄りとはいえ雑食ですし、グレインフリーは不必要ではないのですか?
  • グレインフリーは植物が含まれていないという意味ではありません。犬にとっても穀物は高GI食品に該当するので、避けて良い食品といえます。グレインフリーは一般的に小麦、トウモロコシ、米だけ避けた処方が多いですので、血糖値上昇の面を考えればグレインフリーは非常に有益であると思います。
4.

健康なうんちを目指す

犬の本来持っている機能の復活を目指します。


  • 肉主体のドッグフードで食物繊維は3%程度が目安としてはいいのではないでしょうか。適度な量の食物繊維は必要です。

    水分をしっかり取ってもらえる食事環境を作ります。

    腸内環境は善玉菌を増やすように意識します。便秘になると悪玉菌が増え、下痢になっても善玉菌が減ってしまいますので、犬の場合は乳酸桿菌を意識してみてもいいかもしれません。

    犬は人の場合と同じでビフィズス菌や乳酸桿菌が善玉菌としてよく働いているとされています。

    また、適度な運動も大切です。

    ドッグフードの乳酸菌の効果について。乳酸桿菌が重要!犬への乳酸菌の働きや種類を紹介

まとめ


  • 乾燥した匂いの少ないコロコロうんちは正しいうんちではない
  • 健康なうんちは適度な水分と艶がある
  • 水分不足や食物繊維の取り過ぎに注意
  • 匂いが少なくてコロコロしたうんちは狭い部屋で暮らす人間にとっては非常に都合のいいものです。しかし本来うんちは匂いのあるもので、乾燥しているものではないことを知って、正しいうんちを覚えておくようにしましょう。

    コロコロ乾燥うんちは時に便秘を招くことがあるので注意が必要です。

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