海外は赤い粒のキャットフードが多い
最近は着色料を使わない流れが圧倒的なので、ほとんどが黒や茶色っぽい粒が多いかと思います。
日本でもほとんどがそうした着色のない原材料の色になりましたね!
私も着色料を使用するという選択肢がなかったので、着色料について気にかけることがほとんどなかったのですが、海外のキャットフードを見ていて偶然赤系の色にしているキャットフードが多いことに気付きました。
赤系だけですか?
他の色もあるのですが、赤系が多かったですね。
何故わざわざ着色料を使用して赤色にするの?
工場スタッフによれば海外製品は確かに赤系の粒にすることも多いとのことです。
それについてディスカッションしてみました。
猫は赤色を認識できないとしていますが、何かしらで、例えばグレー色などなにかの色で認識しているのではないかと考えているようです。
つまり、赤いもの(赤く見えているかはわからない)が食べ物(ドライフード)であると認識している猫には、赤く着色したものの方が食いつきがいい場合があるようです。
生肉や血の色が赤であること
これには私も驚きましたが、「生肉や血の色が赤である」ことです。言われるまで気付かなかったのですが、確かにと思ってしまいました。
問題は猫が赤を赤として捉えているかではなく、何色に見えてるかはわからないが、猫がなにかの色を認識していればそこに合わせるという考えのようです。
つまり赤いフードが安全だと思っている、食べ物であると考えている猫がいるということですね。
なるほど!確かに猫は自分や親猫が食べて大丈夫だと思ったものを食べる傾向にあるといいますし、理にかなっているかもしれませんね!
研究結果があるわけではないようですが、メーカーは好んで赤系の色にするところもあるようで、なんらかの結果を得ているのではないかということでした。
これを対象とした研究結果がないので、あくまで実経験、推測の域を出ませんが、それほどおかしなことではないのかなと感じました。
天然由来の着色料を使う
弊社が使用している工場でも赤系の粒を使用しており、着色料について聞いてみたところ、天然由来の着色料を使用しているとのことでした。
この辺は工場によると思いますが、弊社使用工場ではヨーロッパは基準も厳しく、合成着色料は使えないものも多いので、安全面からも天然の着色料にしているようです。
価格については合成より天然の方が高いようですが、原材料に比べれば高いということでもないようで、猫が食べてくれるためのひとつの原材料として捉えているようです。
日本では?少なくとも私は聞いたことがない話だったのでとても驚きました。でも言われてみれば納得ですね。
まとめ
- 猫は赤色を何かしらの色として認識している
- 赤色の粒を食べ物として認識している猫がいる
- 海外では赤色の粒は一定数あり、あえて赤色にするメーカーもある
研究結果はないようですが、赤色の粒を好んで食べる傾向もあるということに驚きましたが、言われてみれば納得できる内容でした。