目次
無着色のドライキャットフードの色付けについて
今回はドライのキャットフードの色付けについてです。最初に断っておきますが大したお話はできませんが(笑)こんな簡単な判断基準もあるよ程度で話してみたいと思います。
大した話できないんですか(笑)
製造時に色味のために多くの実験はしなかったので…(笑)
ただとても単純なお話ではありますが、色でどんな食材が使われているのかある程度はわかるようになりますよ。
明るい原材料で明るく
想像通りかと思いますが、明るい原材料を使えば明るく、暗い原材料を使えば暗くなります。
例えばトウモロコシの明るい黄色を多く利用すると、キャットフードも明るい黄色になります。
反対に肉類を多く使うと黒に近づいていきます。
食物繊維が多いと明るい
トウモロコシやお米などの穀物が入っていると明るくなるということですか?
穀物はほとんどが色が明るいので、基本的に明るい方向に向かいます。
ただ穀物だけでなく、食物繊維と言われるものが多いと明るくなりやすいと考えた方が近いと思います。
明るい方が食物繊維が多いと。
暗い原材料で暗く
肉類が多く、食物繊維が少ないと暗い
反対に暗い原材料、例えば火を通すと黒くなる肉類ですね。チキンなど肉類の豊富なものは黒い傾向にあることが確認できると思います。
その中でも若干の色味の違いは?例えばロニーキャットフードは肉類は豊富ですが、若干明るめの茶色というか、黒々としたタイプではないですよね。
それは植物やフルーツを豊富に含んでいるからですね。もっと肉類にシフトしたキャットフードは黒が強いと思います。
肉が多くて更に食物繊維が少ないと黒いんですね!
肉より魚の方が明るい傾向
一概には言えませんが、どちらかというと魚の方が明るい傾向にあるように感じますね。
でもエリザベスキャットフードは魚の配合量も多いですし、チキンも配合されていて粒の色は黒いですから、配合にもよりますね。
ウェットやセミモイストでは野菜でカラフルな色味に
ウェットフードやセミモイストフードの場合ですが、野菜の原型を残すことでニンジンの赤や葉物の緑など色味を残して楽しい色にすることができます。
着色料なしで色を作るにはそうやっているんですね!
まとめ
- 色の明るさでだいたいの肉と食物繊維のバランスがわかる
- 明るいと食物繊維が豊富な傾向に
- 暗いと肉類が豊富で食物繊維が少ない傾向に
- 野菜やフルーツで微妙に色が変わる
- ウェットフードなどでは野菜などの原型を残すことでカラフルな色を演出することができる
パッと見てどんなフードか印象を掴めるのはいいですよね!私も参考にしてみたいと思います。
着色料を使うとある程度はコントロールできてしまいますので、あくまで無着色の場合です。