株式会社ヒューマルの代表取締役でマッサンこと松浦と申します。
ここでは弊社を代表するロニーキャットフードについて徹底的に解説をしていきたいと思います。
2018年に販売が始まったロニーキャットフード。開発に3年かかった思い入れの強い製品です。私たちがヨーロッパの動物愛護施設を訪れた日に新しい家族と出会えた猫の名前からつけました。このため向こうではロニーという名前は男の子の名前がついたキャットフードという印象になるみたいですよ。
多くのこだわりがありますので、ひとつずつ解説していきたいと思います。
目次
- 1 ロニーの特徴 ①グレインフリー(穀物不使用)
- 2 ロニーの特徴 ②リン含有量が控えめ
- 3 ロニーの特徴 ③たんぱく質含有量がやや控えめ
- 4 ロニーの特徴 ④摂取カロリーがやや控えめ
- 5 ロニーの特徴 ⑤41種類の食材を使用
- 6 ロニーの特徴 ⑥飼い主が気になる不使用の原材料
- 7 ロニーの特徴 ⑦エクストルーダーを使用する理由
- 8 ロニーの特徴 ⑧基本的な健康への配慮
- 9 ロニーの特徴 ⑨脂肪分の取り扱いに正しい知識をもって対策をしている
- 10 ロニーの特徴 ⑩パッケージにオリジナル素材を使用
- 11 ロニーの特徴 ⑪安心できる製造環境
- 12 ロニーの特徴 ⑫「猫にも食育を。」がロニーキャットフードのテーマ
- 13 これからもロニーキャットフードを皆様にお届けできることを願って
ロニーの特徴 ①グレインフリー(穀物不使用)
猫の体の作りに合わせてグレインフリー(穀物不使用)としています。鶏肉を66%使用、内20%は鶏生肉を使用しています。
鶏肉はアミノ酸スコアが100で質の良いタンパク質といえ、フードには使いやすい食材です。抗生剤やホルモン剤などは使用していない平飼いの鶏を使用しています。
良質なタンパク質を豊富に含みながらも、リンやタンパク質供給量についても考慮しています。
生肉と脱水鶏肉のバランス
生肉は新鮮さ、香りなどに特徴がありますが、フードにすると水分が抜けて重量が減ります。このため配合時よりも製品完成時に残った量は減っているということが起こります。このため生肉が多ければよいということではありません。
反対に、脱水鶏肉や乾燥した粉末鶏肉は水分が抜けて栄養分が凝縮されているので加工後も損失が少なく、配合時と製造後であまり量が変わらないというメリットがあります。
ロニーキャットフードでは生肉、脱水鶏肉それぞれの特徴を生かした配合にしています。
ロニーの特徴 ②リン含有量が控えめ
グレインフリーは肉の含有量が多くなるため、猫の腎臓に影響するリンが多くなりがちになるという懸念点がありますが、ロニーはリンは抑えめに設定しています。
腎臓病が一定以上進んだ場合タンパク質を減らす(正確にはリンを減らす)方向へ舵を切りますが、健常猫の場合はタンパク質を抑える必要がありません。むしろ抑えることで本来必要なエネルギーや体作りに影響を及ぼしてしまう場合があります。
そこでタンパク質を減らさなくてもリン含有量を抑えめにすることで、腎臓病に配慮することができます。
ロニーキャットフードのリン含有量は0.84%です。1000kcal中のリン含有量は2.04g/1000kcalとなり、低く設定しています。
比較検討してみてください。2g後半から4g位ほどの製品が多いことがわかると思います。
リンはうまみ成分であり、食いつきに影響します。しかも魚肉に多く含まれ、畜肉にも含まれていますので肉の原材料が多いグレインフリー製品などは多くなりがちです。更に食いつきを求めてリンを添加している場合もあります。
ロニーキャットフードではリンの添加もしておらず、想定値と実測値にも大きく差がありませんでした。
肉含有量を増やして香り、美味しさを保ち、良質なタンパク質を豊富に含みながらも、リンを抑えめにしつつ、それでも食いつきに自信がある、とても難しいことにトライしたキャットフードです。
リンは控えめなだけではだめ。リンとカルシウムのバランスに注目
また、リンはただ控えめなだけでは意味がありません。リンとカルシウムは結合してリン酸カルシウムになることで過剰な吸収を抑えますので、リンはカルシウムとのバランスが崩れると吸収率が上がってしまうことがわかっています。それによって健常猫でも腎臓病を誘発してしまうことがわかっていますので、カルシウム:リン比が1以上のものを選択するようにしましょう。
ロニーはカルシウム:リンは1:0.8で比率は1以上となっています。
<腎臓病とリン>
腎臓は血液中の老廃物を濾過して尿の元を作るネフロンというものの集合体です。猫はこのネフロンの量が徐々に低下していき、一定数以下になると腎臓病の症状が現れ始めるという仕組みです。濾過する能力が減ることで血中のリン濃度が上がり、その濃度を下げようとして結合させるために血中カルシウムを増やそうとします。血中のリンやカルシウムの濃度が高まると様々な箇所で石灰化がおこり、更に症状が悪化していきます。こうした症状を少しでも抑えるために低リンのフードにしていくということで、健常猫でも必要以上のリンは摂取しないよう抑えめのフードを選択することは健康維持に繋がります。
ロニーの特徴 ③たんぱく質含有量がやや控えめ
ロニーは粗タンパク質36%の製品です。一見すると多いように感じられるかもしれません。
しかしながら、例えばロニーの室内飼いの4kgの猫に対する1日の給与量は56gに設定していますので、1日のタンパク質供給量は20.16g程度となります。
AAFCOの1日に最低限必要なタンパク質量は16~18gとなっています。この値は最低量ですので、下回らないように下限に近い20gを目安にレシピを作りました。
シニア猫になってきたらタンパク質が少なめの製品を選んでという情報が多いのですが、むしろ高齢猫の方が要求量が増えている可能性が指摘されています。また、タンパク質の制限には筋肉量の減少や体重低下、毛並みの悪化や免疫低下などの弊害があり、治療を行う場合以外で安易に減らすことはおすすめできません。高齢になってきた場合、総合栄養食の下限に近づけるという範囲で調整することは良いと思います。
こうした理由からシニア向け総合栄養食でも1日のタンパク質供給量を20g以上に設定している製品は多く、ロニーキャットフードが全年齢で使いやすい設定にしていることがご理解いただけるかと思います。
ロニーの特徴 ④摂取カロリーがやや控えめ
ロニーを発売してから5年が経過しますが、最初から変わらないことのひとつが、「ロニーはカロリーが高い」というご意見をいただくことです。ロニーは410kcal/100gのため、100g辺りのカロリー表示を見てご判断される方が多いということを身をもって感じています。
しかし、実際は摂取カロリーは抑えめに設定しています。摂取カロリーについて考えるときは給与量も合わせて考えなくてはいけません。
例えば体重4kgの猫に避妊去勢済みの猫に必要なカロリーはDER換算すると237kcal/日となります。この値にあわせてロニーを与える場合、以下の給与量となります。
- ロニーキャットフード:57.8g(237kcal)
それに対してロニーで決められた給与量設計では以下の通りとなります。
- ロニーキャットフード:56g(230kcal)
カロリー供給量はDER換算よりも控えめの設定になっていることがわかります。給与量計算は計算式がいくつかありますので、複数の計算式とそれぞれの栄養素の摂取量なども考慮してロニーではこの値に設定しています。
100g辺りのカロリーを高めに設定してある理由
答えはふたつあります。
食べる量を減らすこと
ひとつめは食べる量を減らすことです。
100g辺りのカロリーを高めに設計し、他の栄養バランスもそれに合わせれば給与量を減らすことができます。給与量が少ないといっても実際に比較すれば1~2g程度のわずかな違いではありますが、毎日のことです。
愛猫にご飯をあげたらすぐに全部食べてしまう。しかも与えたら与えただけ食べてしまう。今はそんな光景が一般的かもしれません。愛猫がよく食べてくれるところを見られることは私達も幸せを感じます。
しかし本来猫は体の構造から一気に食べることをしない動物です。ロニーは食べる量を減らすことで内臓を休め、負担を減らすことに着目しています。
また、食事を食べると多少なりとも血中の栄養素濃度が上昇します。ずっと食べ続けられる環境にあると、各栄養素の血中濃度が上がっている状態が続くことで負担も増えますので、必要分食べて適度に休む時間を設けるということは健康維持にも繋がると考えています。
食事量が減ってくるシニアへの対応のしやすさ
ふたつめはシニアになって食べる量が減ってきた場合のケアのしやすさです。
どのような総合栄養食のキャットフードでも給与量が定められています。しかし歳をとって食べる量が減ることで決められた給与量を食べることができなくなった場合、栄養が足りなくなってしまいます。
私や獣医師、工場スタッフの経験から、「歳を取って規定の給与量よりも食べる量が減ってしまった場合はカロリー、栄養素が高めの製品を食べられる範囲で少しでも食べた方がよい」という考えのもと、400kcal/100gを目安に開発しました。
また高齢期でも健常であれば、①や②の通りに配慮していますので給与量通りで問題ありません。
太らせたい場合の活用
こちらは上記シニアへの対応と同様ですが、痩せてしまっている猫への回復に利用しやすいメリットもあります。
ロニーの特徴 ⑤41種類の食材を使用
弊社商品の代表的な特徴のひとつです。
ロニーキャットフードはまず猫の健康について根本から見つめ直しています。
肉食食性動物である猫は植物は食べないと考えられがちですが、草食動物の胃の中の植物を積極的に摂取しています。となると猫も一定量の植物を食べるので、生きる上で食べる可能性のある植物を探すことから始めました。
猫が食べる可能性のある植物!そうなると猫が捕食する可能性のある草食動物が食べている植物ってことですか?
猫は多くの地域にいますので地域ごとに食べる可能性のある植物は変わります。全てを調べることは難しいのでペットフード製造のプロである工場スタッフと相談しながら長年の使用実績がある食材の中から選定し、結果的に34種類の野菜、フルーツ、ハーブを配合することになりました。
原材料の選定基準
工場には今まで使用してきて安全が担保されている原材料リストがあります。この中で猫科の動物が食べる可能性のある植物にプラスして、成分に合わせて工場おすすめの原材料を選択しました。
例えばスピルリナは猫科が食べていた可能性はほぼないと思いますが、豊富な栄養成分と使用実績から選択しています。
安定して仕入れられる原材料
原材料は増えれば増えるほど調達コストがかかること、また価格の安定性も損なわれてきます。こうした点から、安定して仕入れられるものという点もひとつの選択指標となっています。
相互に栄養や吸収を補完し合う
猫は飽きなければ同じものを食べ続けられる動物ですが、少ない食材だけで作られたキャットフードを食べ続けることが健康に寄与するとは思えませんでした。その食材に含まれていない栄養素は全て栄養添加物で補うからです。総合栄養食を作る以上、栄養添加物は必要なものになりますが、その量を減らすことは可能です。
タンパク質、脂質、繊維、ミネラル、ビタミンなど全て均等に含む食材はありません。摂取した栄養の吸収についても、相性によって吸収を抑えたり、促進したりといった効果があります。
私はできる限り多くの食材から栄養素を摂取してほしいという願いから、栄養バランスが良くなるように食材を使いつつ、「猫が食べてくれる」製品を作りたいと考えてレシピを作りました。
その食材を使わなければ得られない栄養素もある
例えばですが、ペットフードに使えてリコピンを摂取できる食材はトマト以外にはあまりありません。しかもリコピンは熱に強いという特徴があります。このようにその食材を使わなければ得られない栄養素もあるのです。
41種類というと多く感じますが、全て長年ペットフードに使用され、工場で安全性が確認されている食材からのみ選択しています。
度重なる調整の結果、多くの食材は複雑な味、香りを作り出し、猫が好むキャットフードの製造に成功しました。
ロニーの特徴 ⑥飼い主が気になる不使用の原材料
多くの飼い主が気になっている原材料は全て使用していないと言っていいのではないかと思います。
- 合成保存料不使用
※ビタミンE、クエン酸を使用 - 合成酸化防止剤不使用
- 着色料不使用
- 香料不使用
- 遺伝子組み換え食材不使用
- 穀物不使用
- 粉末乾燥肉不使用
※鶏生肉、脱水鶏肉を使用 - 正体不明の動物性油脂不使用
※鶏脂、サーモンオイルを使用
不明確な原材料は使用しないように工場と相談して原材料の選定、製造方法の検討をしました。
ロニーの特徴 ⑦エクストルーダーを使用する理由
ペットフード製造において重要視したことのひとつにエクストルーダーの使用があります。
理由のひとつめに生肉の使用があります。
生肉を原料としたペットフードはロニー開発時の2015~2017年頃もブームになりつつあり、生肉の使用、低温調理、非加熱フードなどが増えてきました。その結果、サルモネラなどのリコールが増えてきた事実があります。加工方法や利用できる原料が広がる一方で、食中毒の危険性についても今まで以上に考慮する必要がありました。
ふたつめにでんぷんのアルファ化があります。
エクストルーダー以外の製造法や低温調理、非加熱調理の場合はでんぷんのアルファ化が十分に行われているかという問題が生じてきます。これを避けるためにはエクストルーダーを使用することが確実です。
エクストルーダーには長年の使用実績があり、製造後の誤差も少ないことで安定した製品作りができることが重要で、どれだけいい食材、配合で製造したとしても食中毒を避けられる安全性と、アルファ化不足による問題が生じにくい製造環境を求めました。
ロニーの特徴 ⑧基本的な健康への配慮
- 下部尿路の健康に配慮
- 健康な便通に配慮
- 免疫力維持をサポート
- 健康な皮膚・被毛の維持
- 心臓の健康維持に配慮
- 健康な関節の維持
- 健康な歯肉のサポート
- 下部尿路の健康に配慮
猫にとって効果的な食材をバランス良く配合することでトータルして健康をサポートできるようにしています。
ひとつに着目したせいで他の栄養素が崩れてしまったということがないように丁寧にチェックしています。
ロニーの特徴 ⑨脂肪分の取り扱いに正しい知識をもって対策をしている
正しい知識のないままオイルコーティングのイメージだけが悪く広まりすぎていると感じています。
食材と脂肪分は可能な範囲で分けて製造するべきです。食材に含まれる脂肪分は肉一枚だけでも大きく違いがあります。分けないで製造する場合、製造時に入庫した肉の脂が想定よりも多かったら、脂肪分が多い粒ができてしまいます。場合によっては成形にも問題が出る可能性があるためです。自然由来の食材を自然のまま作ることは、聞こえはいいのですが、製品の安定性には繋がりません。
弊社の場合は、焼き上がった粒は多孔質構造になっているため、粒を真空容器にいれることで内部の空気を全て抜き出し、空いた穴の中に分けた脂肪分を注入します。こうすることで外部からの酸化を極力防ぐ効果もあります。またべたつきを抑えることにもつながり、脂肪分の調整も行いやすいというメリットがあります。
こうすることで製品に安定性をもたらすことができます。
ロニーの特徴 ⑩パッケージにオリジナル素材を使用
これは地味ですが製品管理上大変良い取り組みであると思っており、レシピ作成とともに最初に取り組んだことのひとつです。
通常のペットフードの袋はバリア性のある素材は1枚ですが、弊社は2枚使用することで酸素透過率、水蒸気透過率をほぼ0にしています。これによって香りや状態を保ち、変性の心配が減ることで見た目の賞味期限以上に新鮮な状態を保つことができます。
また、エクストルーダーを使用したドライフードは賞味期限を2年に設定することが多いですが、弊社は早いサイクルを目標としており、賞味期限を1年半(18ヶ月)に設定しています。その上で3ヶ月以内の商品は販売しないことで実質15ヶ月としています。
更に倉庫も適宜バージョンアップすることで商品管理体制の強化も図っています。
こうしたひとつひとつの取り組みが組み合わさることによって、よりよい状態のフードをお届けできるようにしています。
ジッパー部分は食品用マジックを採用
そしてジッパー部分です。毎日のことなので、開閉には安定性、確実性があると良いと考えています。
開口部には食品用マジックテープのEASY-LOCK TOUCH+を採用しました。これは直感的に弱い力でもしっかり閉めることができます。
ペットフードの袋はジッパー部分に粉が付きやすく、閉まっているようで閉まっていないということが多いです。EASY-LOCKのマジックテープ部分は粉などで汚れた場合でもしっかり機能します。そして非常に頑丈でシングルジッパーのように、猫が噛んだりして一箇所破損すると閉まらないということがないことも大きなポイントでした。
完全密封するものではありませんが、鮮度保持能力はスタンダードジッパーとほとんど変わりません。閉めた後に中の空気を抜くことができます。封を閉めた後に中の空気を押し出してあげれば、袋は勝手には膨らまないので、空気が入ってくることはほとんどなく酸化も最小限に抑えられます。弊社推奨の開封後一ヶ月では酸化の兆候は見られなかったといってよい結果でした。
因みに何故開封後は一ヶ月を推奨しているかというと、腐敗するといった意味ではなく、どのような製品でも同じですが、開封後はどうしても香りが飛んでしまい、食いつきが悪くなっていくからです。
ロニーの特徴 ⑪安心できる製造環境
製造環境について気になっている方もいるかと思います。
ロニーキャットフードはベルギーの工場で製造しています。
ヨーロッパ最大の工場のひとつで、数多くのペットフードを製造しています。その安全性の高さからスーパーのオリジナルブランドからマニアックなブランド、日本で販売されている大手メーカーのブランドまで任されて製造されている工場です。
もちろんそれだけの規模の工場なので安全性を示すものとして食品安全管理の規格であるIFS認証を取得しています。これは人間の食品安全の規格です。
マッサン自身で初回ロットの製造工程を確認
それら工場自体の安全性に加えて、初回ロットの製造は私自身がベルギーの工場に行き、一部の原材料の到着から加工、製造までを確認してきました。
マッサン自ら確認したんですね!
やっぱり見ないとわからないですよね。認証自体は素晴らしいものですし、認証に更新も必要なので食品安全が守られていることはわかるのですが、目で見ないと実態としてどういうものかを認識するのはなかなか難しいので、ベルギーまで行って確認してきました。
向こうで保管される際の倉庫も確認し、更に今後製造されるかもしれない他の国(フランスなど)にある工場も視察してきました。
作ったところ以外でしかも国も違う工場もですか!抜かりないですね!
食品なので自信を持って安心して届けたいですね。
ロニーの特徴 ⑫「猫にも食育を。」がロニーキャットフードのテーマ
猫が家族と同じ存在であることは私自身とても感じていることのひとつです。
「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
出典:政府広報オンライン
猫は本来様々な経験を通じて食に関する知識を本能的に持っていたと考えられます。しかし飼い猫の場合はその食育をはかることは飼い主にしかできません。
実際に飼い主全てが食に関する知識を持って、バランスのいい食事を与えるということはとても難しいことです。そこで、
- 食に関する知識を「マッサンのペットフードの学校」
- バランスの良い食を「マッサンペットフーズ」
で、猫の食育、健全な食生活を実践できるのではないかと考えたことが始まりです。
そのスタートがロニーキャットフードであり、今後更に猫の食育をはかることに注力し、知識の共有や商品の開発を行っていきたいと考えています。
これからもロニーキャットフードを皆様にお届けできることを願って
いかがでしたでしょうか。様々なキャットフードがある中で、ロニーキャットフードは総合栄養食ドライフードとしてはひとつの完成形であると考えています。
販売を開始したときに比べてコロナ禍やそれに付随した世界的な働き方改革、戦争、人員削減などによってコストが倍増しています。今同じものを1から作ろうとしても作れなかったかもしれません。
私は現時点でロニーキャットフードを皆様にお届けできていることを大変喜ばしいことであると感じています。
これからもロニーキャットフードを届けられるように努力していきたいと思います。
私の愛猫と共に、皆様の愛猫がいつまでも健康で長生きしてもらえるように頑張っていきましょう!