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マッサンのおすすめのドッグフードはこれだ!
ドッグフードランキングや比較サイトは色々ありますが、どれを信用していいかわかりません。
ランキングサイトの情報の信用性は一概に言えませんが、信頼度が低いものも少なくありません。検索上位サイトだからといって必ずしも信頼できるランキングや比較ばかりではありません。
アフィリエイトで報酬をもらって紹介しているサイトも多いですもんね…
当サイトではアフィリエイトはやっておりませんので、純粋なおすすめです。(読者が購入しやすいようにAmazonなどのリンクを貼ることはあります)
この記事が選び方を学ぶ入口になってくれればいい
私がおすすめするドッグフードに関しても好き嫌いや個体差はどうしてもありますので、必ずしも皆さんの愛犬に合うかどうかはわかりませんが、このおすすめ記事がどういったポイントで選べばいいかを学ぶ入口になってくれればいいなと思います。
オーガニックを選出する難しさ
魚はオーガニック認定しない機関もある
ドッグフードを紹介する上でオーガニックは外せないところですが、魚を使用しているとオーガニックとして認められないことがあるという難点があります。
畜産物は育てることが可能なのでオーガニックの基準を満たすことができますが、魚は海や川から捕るため、管理ができず、オーガニックとして認められない認証機関があるからです。
そもそも畜産物であってもオーガニック認定を受けるためには厳しい条件をクリアしなくてはいけないので、オーガニックの場合は非常に原材料の幅が狭くなります。
オーガニック表示におけるオーガニック配合量の定めがない
また、一概にオーガニックといってもどこまでがオーガニックなら名乗っていいという基準がありませんので、第三者機関のオーガニック認定を受けていることがひとつの指標になります。
表記だけなら原材料の1%だけオーガニックでもオーガニックと表記していいんですか?
現状国内のペットフードにはオーガニックに関する決まりがないので、1%でもオーガニックと表記して良いということになります。
それは嘘ではないですけど酷いですね…
ということで第三者機関のオーガニック認定を受けていることが大きな信頼に繋がります。
こうしたことから必ずしもオーガニックが一番いいというわけではないので、オーガニックも紹介しますがこの点だけご勘案頂きたいと思います。
ウィリアムドッグフード チキン
グレインフリー型
弊社のウィリアムドッグフード チキンを紹介させてください(笑)
待望のマッサンペットフーズ初のドッグフードですね!
高GI食材の使用を避けている
低GI食材を使用したグレインフリードッグフードとしました。考え抜いた原材料が41種類。犬の体に合わせてコンドロイチン、グルコサミンも配合し、マンナンオリゴ糖&β-グルカンで腸内環境の健康にも配慮しています。
また肉食よりの雑食である犬に合わせて、鶏肉類58%を使用し、犬に求められる動物性タンパク質、栄養に合わせています。
また今回は初のドッグフードということで「食いつき」には特に力を入れました。ただ原材料がいいものを使っていても食べなければ意味がありませんので、選び抜いた原材料を使用した上で、給与試験でよく食べてくれるように開発したドッグフードです。
これは今回マッサンペットフーズで今まで使用していたベルギー工場ではなく、世界的な大手メーカーのドッグフードを製造しているオランダの新工場で作ることができたからできたことです。
内容量の面から小型犬に特におすすめですが、全犬種で食べて頂くことができます。
食いつきに自信あり!の全年齢・全犬種対応のグレインフリードッグフードですね!
ヤラードッグフード
オーガニック型
ヤラーはオランダのペットフードメーカーでオーガニックペットフードの一番手といってもいいと思います。
なんと有機肉原材料の確保が大変で作るのが難しいオーガニックのグレインフリーもあります。複数のオーガニック認証を取っている点も信頼度、そして評価に値すると思います。
無添オーガニック食品
日本への輸送方法も非常にこだわっていて、まずペットフードではなく、無添加オーガニック食品として輸入されていること。※1
更にパッケージ1袋1袋を、さらに上から酸素バリア性の高い袋で覆って運んだりと、ヤラーのこうした姿勢からも品質を保つ方針が見えてきます。
※1 公式通販で「国内に無添加のオーガニック食品として輸入されたのちは」と紹介されていますが、通関時には品物を明確に申告する必要があるので、ペットフードはペットフードとして申告する必要があります。そしてペットフードに合わせた検査、課税が行われます。また、品物を確認すればパッケージでペットフードであることがわかると思いますので、無添加オーガニック食品としての通関では輸入が難しいのではと思いますので、ペットフードとして輸入していると思うのですが、詳細は不明です。ちょっとした表現の間違いであるのかもしれません。
オーガニックならではのデメリット
オーガニック1番手ともいえるヤラーですがデメリットはありませんか?
使用できる原材料が少ない
ヤラーに限った話ではありませんが、オーガニック食品に限定されるので原材料が非常に絞られます。このため少ない種類の原材料のシンプルレシピになります。グレインフリーはほぼ鶏肉と豆しか入っていないと言っていいほどシンプルです。
有機野菜は非常に高価で確保も大変なので、多くの食品から栄養素を摂取したいと考える場合はオーガニックはどうしても劣ってしまいます。
価格が非常に高価
値段が高価です。これは、私もグレインフリーを作りたくていくつかの工場と交渉しているので、仕方がないことだと思います。現在中、高価格帯のペットフードが1.5~2kgで4,000円位が相場です。オーガニックは1.5~2kgで8,000円位してしまいます。
倍額ですね!
それでも私の経験からは安いかなと思います。オーガニック専門メーカーなので、おそらくオーガニック食材を大量に仕入れてうまく作っているのでしょう。
私が作った場合はもっと高くなってしまいそうでした。オーガニックの食材を例えば10トン仕入れるのにはそれだけで何百万と掛かってしまいますから…
価格的なことを考えるのであれば人と同じで、オーガニックでなければならない理由がなければ無理して選ぶ必要はないかなと思います。オーガニックでなくても様々なものを食べて、それぞれの食品から栄養を摂取するという考えでもいいかなと思います。
しかしとても管理されたオーガニックペットフードだと思います。
アーガイルディッシュ
オーガニック型
ヤラーはオランダですが、こちらはオーストラリアの認定機関ACO認定のオーガニックです。ドッグフード3種類販売しているうち、グレヴィレアアダルトはオーガニック認定ではありません。
オーストラリアだけあってEU、アメリカとはちょっと違った原材料を使用していて独自の良さがあります。
例えばウィステリアアダルトとエバーラスティングシニアはラムと牛肉。ACO認定外品ですがグレヴィレア・アダルトはグレインフリーでオーストラリアンマッカレル(サワラ)、テイラー(アミキリ)、エミュー肉を使用しています。
エミューですか!オーストラリア以外考えられないような原材料ですね。非公式ですがオーストラリアの国鳥です。飛ばない鳥ですよね。
こうしたあまり摂取することのない特殊な肉は食物アレルギーを避けることにも使えると思いますので、オーガニックが選択肢にある場合には試してみてもいいかと思います。ただエミューが鶏肉アレルギーの交差反応が出るのか?などはちょっとわかりません(笑)
鶏肉とダックは分かれていますし、エミューもわかれていそうですね。知っている獣医師もいるかもしれませんので確認してみるといいかもしれません。
オリジン
グレインフリー型
オリジンは獲得している賞も多く、一定の第三者の信頼を得ているペットフードメーカーです。原材料、レシピ共に秀逸といえると思いますが、オーガニックではありませんが2kgで6,600円しますのでこれまた高価です。
また、オリジンに関してましては、私はオリジンの工場の視察などを行っていないので厳密な状態の確認などはできていませんが、オリジンに2009-2010年、2010-2011年、2011-2012年のペットフード・オブ・ザ・イヤーの賞を付与したワシントンDCのグリセミックリサーチ研究所へは弊社より選考方法や試験方法の確認を行い、相応の試験が行われていることは確認しています。
豊富な原材料
オリジンの場合は超豊富な原材料が価格を押し上げていると思いますので、納得できる価格だと思います。私が作ってもこれだけの原材料を使うと同じ価格、もしくはもっと高くなるかと思います。
やはり自社工場を持ち、世界的に展開しているからこそ、この価格で販売ができると思いますね。
オリジン オリジナル 全年齢対象
新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮イエローテイルカレイ、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓新、新鮮丸ごと大西洋ニシン、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレート丸ごとサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート七面鳥レバー、丸ごとグリーンピース、丸ごとシロインゲン豆、赤レンズ豆、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、ピント豆、ヒヨコ豆、グリーンレンズ豆、鶏肉脂肪、天然鶏肉風味、ニシン油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、七面鳥軟骨、ドライケルプフリーズドライ鶏レバーフリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、亜鉛タンパク化合物、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
この原材料の量は凄いですね!マッサンでも43種類とかですもんね。
これで肉、魚、卵で85%だというんですから驚きですね。
価格が許せば優先的な選択肢になると思います。しかし品質と食いつきはまた別ですから、後は愛犬が好むかどうかですね。
AATU
グレインフリー型
キャットフードの時も同じように紹介しましたが、価格と品質のバランスが優れていて私が好きなタイプのドッグフードです。
マッサンが好きなAATUですね(笑)
全く提携などはしていませんので、そういうと誤解もありそうですが(笑)私がペットフードを作ろうとした時に参考にしたいくつかのペットフードのうちのひとつです。
原材料と価格のバランスが良い
1.5kgで3,718円ですからいい価格だと思います。鶏生肉50%、脱水鶏肉30%と肉の量は申し分ありません。その分野菜は少ないので、私はもう少し野菜が豊富でもいいのではと思いますが、この辺は好みかなと思います。
鶏生肉が多いこともあり、タンパク質は32%と抑えめです。(鶏生肉は水分が多く成分が凝縮されていないので、量のわりには成分値は落ち着きがち)
グレインフリーで野菜類が多く、原材料に対する価格もバランスよく、高評価だと思います。
買い続けるという意味においては中~高価格帯の中でもいい価格ではないでしょうか。
ジウィピーク
エアドライ型
ドライフードというよりもエアドライ製法のジャーキーといった方が近いかと思いますが、紹介したいドッグフードのひとつですね。
生肉、内臓、魚介などで96%といった構成でほぼ肉です。残り4%はなにかといえば、レシチン、イヌリン、海藻やミネラル類やビタミンなど栄養バランスに必要な栄養添加物などだけです。
消化吸収率も高いと予想できますし、ほとんど自然食といってよいかと思います。
その分価格が超高価!です。1kg13,640円(税込)ともはやドライフードの価格ではないです(笑)人の食事よりも高いといっていい価格ですね。
凄い!2kgで27,000円位ですか!ドライフードの中~高価格帯で4,000円位でしたよね…
後はジウィピークだけでも総合栄養食として栄養成分的には問題はありませんが、野菜など幅広く摂取という意味では不足しがちになると思いますので、他ともローテーションしつつ与えるといいかもしれませんね。
K9 ナチュラル
フリーズドライ型
こちらもまた一風変わったフードです。ドライフードではなく、水かぬるま湯で戻してから与えるフリーズドライフードです。
戻して使うんですね!人用のカップスープみたいなイメージですか?
スープではないのでそこまでヒタヒタにするわけではありませんが、構造としてはそんなイメージでいいと思います。フード量の3倍の水またはぬるま湯で生食と同じ程度の水分値に戻します。
生食って響きはとてもいいですね。犬にも良さそう。
ただし、これもまた価格はいい価格です。
1.8kgで20,394円(税込)ですので、ジウィピークほどではないにしても、非常に高価格です。人用のフリーズドライ製品を同じ量買おうとすれば似たようなものかと思いますので、価格面も構造も人と動物の区別はない商品と言えると思います。
こうした価格でもあるので、おすすめの使い方を紹介します。これの一番面白いところはトッピングとしても効果的なところです。まるでウェットなどの缶を与えるように、ちょっとドライフードに混ぜてあげることができるので非常に使い勝手が良く、価格的にも抑えられるかもしれません。
FORZA10
療法食型・オーガニック型
こちらはイタリアの療法食メーカーです。なんといっても全てが自社工場生産であることが強みだと言えます。
イタリアの獣医師チームが開発する療法食だけでなくオーガニックやおやつも販売しており、一定の信頼を置けるのではないでしょうか。どこの工場でも獣医師やペットの栄養士は必ずいますが、40人以上の獣医師スタッフがいるチームがあるそうなので一歩進んだ考えであることは間違いないと思います。
というのも概ね食物アレルギーを考えた時、穀物フリーにしたり、単一動物性タンパク質にしたり、特定のアレルゲンを避けられるように主の肉原材料を変えた種類をいくつか販売したりといった方法となりますが、FORZA10では単にアレルゲンがなにかというだけでは不十分であるとして、化学物質の残留などの影響の少ない魚を主体として開発を行っています。
認証は国際有機運動連盟IFORM認証、イタリア農水省オーガニック認証団体CCPB認証の2認証を取得しています。
専門的なフードで種類も非常に多いので一度見てもいいかと思います。また動物病院で取り扱っているところも多いので、そこも参考になるかもしれません。
キアオラ
グレインフリー型
私はキアオラのパッケージがとても好きですよ。おしゃれですよね。ニュージーランド産のグレインフリーで最近は店頭でもよく見るようになってきました。
BSE非汚染国でクリーンなイメージがありますね。
オーストラリアと同じくクリーンで畜産物の豊富なニュージーランドですが、キアオラもラム、グラスフェッドビーフ、カンガルーがあり、それらにレバーを足したレシピもあります。それらに+サーモンというのがキアオラのレシピです。
必ずサーモンがプラスされるんですね。そしてチキンがないんですね。
そうなんです。メイン商品はラムのようです。そしていい点としてラムもビーフもカンガルーも生肉を使用しているということ。特にカンガルーの生肉なんてニュージーランドかオーストラリア位しかないのではないでしょうか。
他に代わりがきかないという点において重宝されると思います。
また、牛肉はアレルゲンになりやすいとはいえますが、ラムと牛肉なら鶏肉アレルギーなどにもいいと思いますし、(牛肉は多くの交差反応を持ちますが、鶏肉は50%以下)そうした使い方もいいと思います。カンガルーの交差反応はわかりません(笑)
今後の宿題として調べてみましょう!
随時更新してご紹介していきます
ドッグフードは種類も非常に多く、なかなか全てを紹介するのは難しいので、特徴的なものを随時記事をアップデートして紹介していきたいと思います。
原材料や評判だけに左右されず、様々な視点で愛犬にあったドッグフードを選んでいけるようになってほしいと思います。
上記紹介を読んでいただければ、どういったポイントで選べばいいかを学ぶ入口になるかなと思いますので是非参考にしてみてください。
まとめ
- オーガニック、グレインフリー、エアドライ、フリーズドライ、療法食など多くの種類がある
- 特徴的なフードは他に代替品がなく重宝される
- 原材料だけでなく、様々な角度から愛猫に合ったドッグフードを探すといい
多くのドッグフードがありますので、ここで紹介したものはあくまで一例ですが、様々なタイプを紹介してみましたので愛犬に合った商品を選ぶ一助になればと思います。