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エンドウ豆、さやえんどう、グリンピースは同じ植物?
エンドウ豆はキャットフード・ドッグフードに使われている豆類の中で最も多い原材料のひとつです。大豆に比べてアレルゲンになりにくく、タンパク質も豊富でドライフードとして使用しやすいためです。
以前に以下の記事で話したように、エンドウ豆にも呼び方は違うものの、同じ植物があります。
それがさやえんどうとグリンピースなんですね!
さやえんどうが育つとグリンピースになる
さやえんどうは豆が非常に小さく、さやが柔らかい時に早詰みしたものです。シャキシャキと心地よい食べ心地でさっぱりとしていますね。このさやえんどうが育って、少し大きくなった青々とした未熟な実がグリンピースです。
グリンピースになると青臭さが出て苦手な人もいますよね!
栄養価としては全体的にグリンピースの方が多くなっています。カロテン、ビタミンK、ビタミンCなど一部はさやえんどうが勝っています。
グリンピースはさやえんどうからの成長過程なので納得できますね!
グリンピースが育つエンドウ豆になる
青々としたグリンピースが成熟するとエンドウ豆になります。イメージとしては青々としたものから若干シワが入り、色が薄くなった感じと言えば伝わるでしょうか。
グリンピースは未熟で糖がデンプン化していないので甘味があり、青々とした味、色合いを楽しめます。ドライフードの原材料として使う場合は加工し熱を与えますので大きな違いはないようです。
また、エンドウ豆には種類があり、グリンピースもそのうちのひとつということで、原材料表記で使い分けをすることもできます。例えば日本ではうすい豆がありますが、これはエンドウ豆の種類のひとつなのでエンドウ豆ということもできます。
工場によって違いがあるかもしれませんが、キャットフード・ドッグフードに使われる場合はグリンピースとエンドウ豆の表記の違いは成熟具合というよりも、どちらかというとこの種類の違いを表すようです。
豆苗→さやえんどう→グリンピース→エンドウ豆
より掘り下げていきますと、豆苗が育つとさやえんどうになります。ただどのエンドウ豆かがわかりませんし、単純に豆苗がさやえんどうになるということでもないようです(笑)
キャットフード・ドッグフードに使われているのは?
グリンピースとエンドウ豆がよく使われています。さやえんどうは見たことがありませんが、その名の通りさやがついているので、加工の手間などを考えるとあまり使わないのかもしれませんね。
まとめ
- さやえんどう、グリンピース、エンドウ豆は同じ植物
- エンドウ豆には種類がある
- 表示上グリンピースとエンドウ豆は種類によって分けられている
- 栄養価としては大きな違いはない
さやえんどう、グリンピース、エンドウ豆は同じ植物だったんですね!豆苗も同じであることには驚きました。ドライフードではエンドウ豆、グリンピースがよく使われますが大きな違いはないようです。