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いつまでもキャットフード・ドッグフードが決まらないフードジプシー
フードジプシーになって数ヶ月。いつまでもキャットフードが決まりません。この猫に合うキャットフードはありますか?
最近はこんな相談が多くなってきました。これは犬でも同様のことが起こります。
フードジプシーとは理想のキャットフードやドッグフードがあり、それを追い求めているが、いつまでも見つからない状態のことです。
「ナントカが良くない」という言葉を聞くと不安になりまた探し始めてしまう猫想い、犬想いの優しい人が多い印象です。
また、キャットフードやドッグフードについて調べ始めると、今まで与えていたフードが悪く見えてきて戻れなくなるというのも原因のひとつのようです。
ペットフードに悩む飼い主
飼い主は愛犬・愛猫に少しでも健康に長生きしてほしくて、少しでも体にいいペットフードを与えたいと考えます。
私も愛犬愛猫に何かあったらペットロスが凄そうなので、健康には気を使いたいですね!
どの市販品もダメなように見えてきてしまったら、栄養価も全て計算した手作りフードがいいのかもしれませんが、それは非常に難しい話だと思います。そしてこれだと話が終わってしまいますので(笑)
ドライフードで考えると、もちろん選択できるドライフードの中で一番いいものを選びたいですよね。
今はインターネット上に多くの情報があるので、ドライフードを選ぶのも大変です。
- 穀物は使ってない方がいい
- 穀物は腸内細菌の住処になるから適量含まれていた方がいい
- 酸化防止剤は自然由来のみがいい
- 高タンパクの方がいい
- 低脂質がいい
- 高脂質の方が良い
まだまだありますが、こうした情報が沢山あるので正解不正解はわからないまま、あれこれ試してみているのではないでしょうか。
飼い主がいいと思うペットフード
このように飼い主がいいと思うペットフードは、原材料の品質が良く、化学合成された酸化防止剤などを使っていない、なるべくナチュラルなものと考えていると思います。
加えてできるだけ値段が安いものですね。
愛犬愛猫が好きなペットフード
犬猫が好きな食べ物は極端にいえば人間が食べる食べ物です(笑)味が濃く、匂いが強く、質感があり、適度な温度がある。
これをキャットフードやドッグフードに当てはめていけばやはりウェットの缶が近いですね。味は濃くありませんが、自然な匂い、質感、適度な温度があります。
ドライフードはそもそも犬猫が好む肉とは遠い形状、質感の食べ物です。このため本来ドライフードを好んで食べてもらうというのはかなり難しいことです。
そういう考えをしたことがなかったです。確かにそう考えるとそもそも好んで食べてくれるペットフードがない子もいるかもしれませんね。あれこれしすぎずにしっかりと食べてくれることを大切にしようと思います。
人間が求めるものと犬猫が食べるもののギャップ
人間が求めるものと犬猫が食べるもののギャップは必ず生まれるので、人間が思った猫の体にいいキャットフードだから犬猫が食べるかは別の話です。
また犬猫の体にいいキャットフードやドッグフードだからといって、愛犬愛猫に合うかどうかもまた別の話です。
現代の飼育されている犬猫は野生で暮らしていた時に比べると腸の運動能力が落ちています。腸だけでなく、体全体の能力が落ちています。
このため食べるものを変えるだけで下痢や便秘を起こすことがあるそうです。
食べるものを選んであげることもひとつの幸せ
原材料などにこだわりすぎて猫が食べないドライフードを与え続けるよりも、愛犬愛猫が好んで食べるドライフードを探してあげることが大切です。
好きなものを食べるということで活力がわき、犬猫自身の不安や不満、ストレスが減ります。
人間もいくら体に良くても好みではないものを食べ続けるのは大きなストレスになります。
愛犬愛猫が好むペットフードは穀物入りかもしれませんし、激安のペットフードかもしれません。人にはいいと思えないものである場合もあります。
一度固定概念を捨てて、愛犬愛猫が好んでしっかり食べるものを前提に、少しずつ飼い主もいいと思えるものにチェンジしていくのが愛犬愛猫も飼い主も幸せになれるかもしれません。
品質の悪いものを与えていたら将来的に病気になるのでは?
現在販売されているドライフードを原因として将来的に病気になるという科学的な根拠はありません。
この辺りは人間の満足度という点も大きく関係してくると思います。
愛犬愛猫も飼い主も納得できるペットフードを選びたいですね。
まとめ
- いいものを猫が好むとは限らない
- 犬猫が食べるものを優先して選ぶ
- 固定概念を捨てる
犬猫が食べるものを優先して選ぶことが幸せに繋がることもあるんですね。飼い主と愛犬愛猫にとって最良の選択が見つかるようにいい物に出会えたらいいですね!