ペット共生住宅管理士とは?ペットと共に暮らす住宅、マンション作りに必要な知識を学ぶ検定

日本愛玩動物協会で新しく始まった検定のペット共生住宅管理士。ペットと共生するための住宅とは?マッサンも取得しているそうなので話を聞いてみました!
人と、犬や猫、鳥などペットとして飼育される動物がともに暮らしやすい住環境を構築するために、ペットが人にとって好ましくないことをすることを規制するのではなく、ペットの習性を理解し、共にストレスなく生きられるようにしていくことです。
また、自身とペットだけでなく、近隣の住人との関係や環境保全についても学んだり、マンション作りに必要な設備なども学びます。
少子高齢化へ進んでいる日本にとって今後は動物を飼うことが増えてくると思います。その上で、ペットと共生できる住宅が整っていくことも望まれていると考えられます。
テストはネット検定なので、基本的には各自しっかりと本を読み込んでから各自のタイミングで検定を受けることができます。
ネット検定でありながらも教科書は本格的で3冊使用しますよ。
検定受験資格はありません。誰でも受けることができます。日本愛玩動物協会では以下のような方へもおすすめしています。
検定取得には以下の三冊を使用して各自のペースで勉強することができます。
基本はテキスト・検定セットで申込み、テストに落ちたら検定のみを再度払って再受験するという形になります。
検定時間には余裕があります。問題を読み込み、比較的ゆっくりやっても25分位でできました。残りの時間は確認に使いましょう。
「猫にキャットフードを与える」ということについて考えたとき、食べる環境、暮らす環境は大きく影響するということがわかっていたからです。
例えば、猫がいつものフードを急に食べなくなった場合は、フード以外の、音や抜ける風、匂い、汚れ、温度、湿度などが原因の場合もあります。
また、動かない人はお腹が減らないのと同じように、動かなければ食べる量は減ります。なぜ動かないのか。それは家族環境や住環境に影響されてきますよね。
このように猫にとって住環境は非常に大切であると考えていたからです。
勉強内容は「とにかく読む」。
これだけです。要点を絞り、マーカーを引き、そこだけ覚えておいて、その前後はなんとなく頭に入れておく程度。
基本的な勉強方法と変わりありません。
まずはここからスタートすることになると思います。
検定問題もここから多くの問題が出題されました。
こちらからは実践に相当する部分が出題されています。
見た目の通りイラストが豊富で、住宅管理士とは関係なくても楽しく学べる内容になっています。
飼育者であれば適切なマナーを学んでおきたいところではありますね。
検定問題はここからも出題されていますが、こちらは普段から使える内容も豊富ですので、日常のマニュアルとしても使えると思います。
私も建築に関しては素人ですから、うまく要点を学んで検定に臨みました。全てを覚えようとするとパンクしてしまいますから、要点だけまとめて、その前後もなんとなく覚える位でいいのではないでしょうか。
「あの辺に書いてあった」ということさえわかれば、調べればいいですしね。
「キャットフードを食べない、食べなくなった」という相談はいつの時代も多いものです。
例えば、飼い主の方がいう「食べない」にも様々な意味があります。数粒しか食べないのか、半分なのか、8割食べるが全部食べずに残すのか。今日だけ食べないのか。昨日だけ食べなかったのか。一週間食べていないのか。
こうした理由をフードだけで説明するということは非常に難しいことです。食と環境は切っても切れない繋がりがあることを知って頂き、少しでも飼い主の方の心配を減らせるようにと活動をしていきたいと思っています。
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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