キャットフードに使われるエンドウ豆について。エンドウ豆、さやえんどう、グリンピースは同じ植物?

キャットフードにもよく使われるえんどう豆。このエンドウ豆とさやえんどうとグリンピースが同じ野菜だったって知ってましたか?成長過程や違いについてもみてみました!
エンドウ豆はキャットフードに使われている豆類の中で最も多い原材料のひとつです。大豆に比べてアレルゲンになりにくく、タンパク質も豊富でドライフードとして使用しやすいためです。
以前に以下の記事で話したように、エンドウ豆にも呼び方は違うものの、同じ植物があります。
参考記事:
青々としたグリンピースが成熟するとエンドウ豆になります。イメージとしては青々としたものから若干シワが入り、色が薄くなった感じと言えば伝わるでしょうか。
グリンピースは未熟で糖がデンプン化していないので甘味があり、青々とした味、色合いを楽しめます。ドライフードの原材料として使う場合は加工し熱を与えますので大きな違いはないようです。
また、エンドウ豆には種類があり、グリンピースもそのうちのひとつということで、原材料表記で使い分けをすることもできます。例えば日本ではうすい豆がありますが、これはエンドウ豆の種類のひとつなのでエンドウ豆ということもできます。
工場によって違いがあるかもしれませんが、キャットフードに使われる場合はグリンピースとエンドウ豆の表記の違いは成熟具合というよりも、どちらかというとこの種類の違いを表すようです。
より掘り下げていきますと、豆苗が育つとさやえんどうになります。ただどのエンドウ豆かがわかりませんし、単純に豆苗がさやえんどうになるということでもないようです(笑)
株式会社ヒューマル代表取締役。ペットフード専門家。「動物にも食育を」を掲げて2016年に会社を設立。ヨーロッパを巡って自身の希望レシピを製造できるペットフード工場を探し出し、オリジナルキャットフードを開発。ペットフード販売士、ペット栄養管理士、愛玩動物飼養管理士、ペット防災指導員、ペット共生住宅管理士、保育士などの資格保持者。詳しくは紹介ページへ
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