高たんぱく質食は猫の体脂肪を減らす可能性があります
たんぱく質に含まれるカルノシンや関連するイミダゾールペプチド(IDP)。これらが体脂肪を減らす可能性が示唆されています。
カルノシンはL-ヒスチジンとβ-アラニンの二つのアミノ酸がペプチド結合したものです。抗酸化作用があり、鶏肉や魚に多く含まれています。
つまりキャットフードの主要原材料に多く含まれる食材に含まれているため、キャットフード、特にグレインフリーの商品には多く含まれている可能性があります。
人用のサプリでは抗疲労やスタミナ向上といったポイントで販売されている商品があります。
猫とたんぱく質
猫は人と違い、タンパク質、アミノ酸からエネルギーを作り出しす生き物です。このことからもカルノシンの影響はより大きいものである可能性があります。
猫は犬と違って室内で飼われる事が多く、運動不足になりやすい点も、カルノシンと肥満の関係が注目されています。
カルノシンの効果
カルノシンはアミノ酸の一種で活性酸素を抑える働きがあることから抗酸化作用が期待されています。また、疲労回復、運動能力向上、アンチエイジング、抗糖化、抗酸化などを期待したサプリが販売されています。
他にもエネルギーを作り出す際に生成される乳酸を抑えることができることで、疲れを抑えることができます。このためスポーツ選手などに向けても販売されています。
これが犬や猫の場合は体脂肪を減らす効果が期待され、猫にカルノシンを添加したフードを与えた場合に抗肥満効果が確認されています。
参考:ネコ用総合栄養食における肥満に着目したイミダゾールペプチド含量の把握
カルノシンを与えるにはドライとウェットフードの併用が有効
乾物換算ではドライフードよりもウェットフードの方がカルノシン含有量が多いことがわかっています。
ただし乾物計算のため、ウェットフードだけでは量を与える必要があり、生活の中で意識するとすれば、ドライとウェットの併用が望ましいと考えます。
水分補給やQOL向上の意味も込めて、ウェットを併用することは望ましいと思いますので、後はリンの量や総カロリーに気をつけて併用すると良いでしょう。
また現段階の情報ではチキンや魚系がおすすめと言えそうです。





